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色は匂へど


あらすじ
 時は明治の十一年。九州南部における武装蜂起が西南戦争終結という形で失敗に終わり、日本国内における内戦が終わりを見た年。新たなる都、東京の一角にいまだ政府転覆の悲願を捨てきれず、内務省襲撃を企てる一団がいた。
 無論、さまざまな不平士族の反乱がことごとく鎮圧され、もはや明治政府に対する組織的反抗は不可能という事実は十分に把握してはいる。しかしそれが故に絶望感が強まり、半ば狂信的な集団となってしまった彼らの頼ろうとしたものとは、古来恐怖の対象とされてきた、「鬼」の力であった。

1・東京編 2・邂逅編 3・京都編
其之壱・序章
始めに刀有りき
其之弐
網笠黒羽織
其之参
少女
其之肆
緊張
其之伍
降臨
其之陸
藤井葵
其之漆
東京帰途
其之捌
悪夢の序章
其之玖
悲劇の後
其之拾
養父の遺したもの
其之拾壱
洵上京
其之拾弐
鬼奔る
其之拾参
旅立ちの日

其之壱
岡蒸気
其之弐
嵐の前
其之参
横浜
其之肆
五人目
其之伍
京路
其之陸
鬼の念
其之漆
暴露
其之捌
再出発
其之玖
七振りの刀
其之拾
合戦

其之壱

其之弐
決戦前夜
其之参
鬼の城

4・鬼神編
其之壱
対峙
其之弐
決戦
其之参
抑制
其之肆
鬼神の念
其之伍・終章
人の念
*・番外編
酔ひもせず


主な登場人物 
→詳細設定(イラストを含みます。イメージを壊されるのが嫌いな方、ご了承下さい)
 星河 蒼 (ほしかわ あおい)
 
 微妙な性格だが、それが魅力らしい少年。剣の腕はたつ。
 翁 (おきな)
  
謎の老人。白髪の長髪が印象的な自称元剣豪。
 藤井 葵 (ふじい あおい)
  
蒼と反対に両極端な性格の美少女。蒼と名前が同じことで多大な迷惑を被っている、と本人は思っている。
 如月 洵 (きさらぎ まこと)
  
古寺の一人娘。無口で暗い。牛鍋を理解できない派。廃仏毀釈が結構切実。
 二堂 迅 (にどう じん)
  
盗賊団『幻夢党』の若頭。キザで皮肉屋。密かに蒼をライバル視。
 山科 慎太郎 (やましな しんたろう)
  
ふらふらと個人的な旅をしている男。とりあえず暇そう。竹内菫の幼馴染だった。
 夏木 忍 (なつき しのぶ)

  女好きな青年。もと新撰組隊士。忘れっぽいのか、自分の歳も忘れてる(!?)。見た目は若い。

 筒井 蓮斎 (つつい れんさい)
  
不平士族。鬼の力に取り込まれ、自ら鬼神の器となる。
 土井 令 (どい れい)
  
警視庁警部。蓮斎の片腕。スリルを求める元人斬り。その強さ、並じゃない。
 竹内 菫 (たけうち すみれ)
  
星河蒼たちが通う剣術道場の一人娘。いい加減、男尊女卑の社会にムカついてきた。
 円之内 雹 (えんのうち ひょう)
  
鳥羽伏見で失明した元新撰組隊士。心眼が開いているという。新撰組時代では夏木忍の先輩だった。
 鳥井 権造 (とりい ごんぞう)
  
廃仏毀釈で寺を失った破戒僧。ゴツい親父である。
 石川 大介 (いしかわ だいすけ)
  
血の気の多い博徒。一五〇もの兵隊を連れている。
 霜月 涼 (しもつき りょう)

  元旗本の次男坊。言葉遣いは丁寧だが、どこか鬱屈した目の色をしている。絵心ある隻眼の剣士。
 平口 政長 (ひらぐち まさなが)
  公儀御庭番だった男。江戸無血開城に納得できなかった急進派。同志と共に筒井の元へ。
 秋月 巽 (あきづき たつみ)
  
般若面装備の自称白虎隊生き残り。が、実は死人の名を騙った女である。

 慶妙 (けいみょう)
  
洵の養父。翁の知り合い。
 大神 龍慶 (おおがみ りゅうけい) 
  室町後期の刀匠。『以呂波四十七刀』を鍛え上げた。
 成瀬 彪 (なるせ あや)
  秋月巽の正体。神秘的な美女。巽との区別は一人称で。



後書き小説ネタバレあり!



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