八ヶ岳高原サロンコンサート・ 赤坂達三クラリネットリサイタル

〜2000年1月29日(土) 長野 八ヶ岳高原音楽堂〜

ピアノ:浦壁信二

生き生きとしたレポートです




くらこさま、ありがとうございます(^^)

コンサートレポート

 大阪からJRを乗り継ぐこと7時間。JR線最高地点の駅「野辺山」から、上手に
周辺を案内してくれる送迎バスに揺られ、長野県と山梨県の県境に程近いところに位
置する「八ヶ岳高原ロッジ」に到着。部屋で30分ほど休憩した後、バスで5分ほどの
所にある「八ヶ岳高原音楽堂」に移動し、入り口でコンサートの席を抽選しました。
 そしたら、なんと!前から2列目のど真ん中、という最高に良い席をゲットできた
んです。
 
 ホールは柱などのほとんどが木でできていて、壁は大半がガラス張りの展望台状態。
テレビやCDのレコーディングが数多く行われているのもうなづけ、リードの振動す
る音までが聞こえてしまうほどの響きの良さ。ホールの設計や素材である木のおかげ
か、音がとてもやわらかく聴こえました。
 コンサートが始まる前は限りなく澄んだ晴天で、ホールから富士山が望めるような
快晴だったのが、コンサートが進むに連れ、だんだんと夕暮れになり夜になり。それ
に伴って、会場のお客さんたちもどんどん音楽に引き込まれていくようでした。
 赤坂さんのすばらしい音楽と、「トゥトゥアンサンブル」収録時のエピソードなど
も交えながらの楽しいトーク。イギリスものを揃えた前半は、クラリネットの魅力を、
今までクラリネットの音を聴いたことのない人にも親しみ易く紹介してくれるような
内容で、とても聴き易く、「こんなに眠くならないクラシックのコンサートは初めて
だ」といっている声を聞きました。後半はフランスものオンパレード。「ソワレな夜」
に収録されている曲もありましたが、私の耳には初めて聴く曲が多く、特に「スカラ
ムーシュ」は是非いつか録音して頂きたいと思うほど好きになりました。

    「スカラムーシュ」の紹介文〜プログラムの曲目解説より〜
   もとは2台のピアノのために書かれた作品で、後に作曲者自身によって
   クラリネットとピアノ版にアレンジされた。「6人組」として活動していた
   頃を代表する作品で、彼の代表作でもある。曲は3部からなる組曲風の構成を
   持ち、にぎやかなレビューショーを見ているような華やかな第1部、回転木馬
   を思い起こさせるやわらかい歌の第2部、そして第3部は速度をあげてダイナ
   ミックで乗りのよいリズムが刻まれる。
 
 アンコールは最新アルバム「Port de Paris」より「夢の中で」と、
「すずらんのテーマ」。「夢の中で」はホールの仕業か、本当に夢の中にいるような
優しい気分にさせられる演奏で、「すずらん…」のロングバージョンは「新・題名の
ない音楽会」でも披露された私達にはおなじみのもの。改めて聴くほどに新たな感動
がある、不思議な魅力のある曲ばかりで、八ヶ岳の夜を120%楽しめ、充分すぎるほ
ど満足できたコンサートでした。

 コンサート終了後、いつものようにサイン会があり、既に全てのアルバムをもって
いるにもかかわらず、またまた「すずらん」のCDを購入し、サインしていただき…。

 ロッジに帰ってからは、いよいよ待望のディナーパーティー。「立食です」と聞い
ていたのでラフな感じのパーティーだと思っていたら、「バイキング形式の着席パー
ティー」になっていました。音楽堂で友達になった姉妹のご配慮で、ここでも赤坂さ
んたちの隣りのテーブルをゲット。写真を一緒に写っていただいたり、お話をしたり、
本当に楽しいひとときでした。
 赤坂さんも浦壁さんも気さくにお話してくださり、私が「赤坂さんのほぼデビュー当
時からのファン」だというと、「そんな前から?それはすごいね」と言ってくださいま
した。
 パーティ会場となったレストランで、翌日の朝食も頂いたのですが、そこでも運良く
赤坂さんたちと一緒の時間に食事をすることができました。さわやかな笑顔で「おはよ
うございます」と言ってくださった赤坂さんと浦壁さんを、今まで以上に好きになって
しまったのは言うまでもありません…。
 その後、赤坂さんたちはバスと電車を乗り継いで東京まで帰られたと聞きました。
  (くらこさんより)