2000年マンスリーコンサート
赤坂達三と仲間たち
〜クラシックからポップスまで〜

〜2000.9.1(金)  北海道 札幌コンサートホールKitara〜
クラリネット 赤坂 達三
ヴァイオリン 桑田 穣
ピアノ 浦壁 信二

レポートありがとうございました





Blancaさま、ありがとうございます(^^)

コンサートレポート

    2ヶ月前にこのコンサートのことを知った時はまだまだ先だと思っていましたが
   あっという間に9月。コンサートの日を迎えました。
    その日、札幌は午後から大雨で、楽器を演奏するにもコンサートに行く私達にも
   好ましくない天気ではありましたが、開場時間の少し前に着くと、やはり自由席
   ということもあり既に開場を待つ人達の長蛇の列が出来ていました。只、2〜3年前
   同じ開場で行われたコンサートの時は中高生の女の子がほとんどでビックリしましたが
   今回は北海道の銘菓「六花亭」主催のコンサートということもあってかどうかわかり
   ませんが、年輩の方々が大半でありました。チケットは六花亭直営店と会場のチケット
   センターでしか販売されておらず、コンサートの宣伝も私の知る限りほとんどされて
   いないにも関わらず、ホールの席がほとんど埋まるほどたくさんの方がいらしてました。
    コンサートはフランス音楽を中心に二部構成になっており、演奏の合間に赤坂さんは
   いつものように、作曲家や曲にまつわるエピソードなどを説明して下さいました。その
   端正なお顔には似つかわしくないような(?)洒落を交えながら(そこがミスマッチで私は
   大好きです) 「ポルト・ドゥ・パリ」の「セーヌ河岸」はセーヌ河岸の町の色々な女性を
   表現した曲で、これはギスギスした女性、これはやさしい女性、というようにフレーズを
   吹いて説明して下さいました。 ピアノの浦壁さんとの息もピッタリで、ヴァイオリンの桑
   田さんの迫力あるソロ(サン=サーンス)も聴くことができ、約2時間のコンサートはあっと言う
   間に終わってしまいました。

    5年位前に初めて赤坂さんのモ音モを聴いてクラリネットが好きになった私ですが、
   赤坂さんの創り出す音はクラリネットの音質を超えたもののように私には聞こえます。
   時にはオーボエやフルートのようにも聞こえ、それらがまた演奏する曲目によっても微妙に
   音質が異なり(上手く説明出来ませんが)とても不思議な感じがしていました。
    でも今回演奏を聴いて、その類稀な音楽センスやテクニックはもちろんのこと、赤坂さんの
   クラリネットの音には、今こんなに活躍されていても少しもおごらず、真摯で、フレンドリーで、
   そして何より演奏すること自体を楽しんでいる、そういった赤坂さんの人間性がにじみ出ている
   「音」なんだということを実感しました。
    そんな赤坂さんのクラリネットが私はますます好きになった今回のコンサートでした。

  (Blancaさんより)