| ぼく、くろくん。あざらちのおうちに、青いリボンがついた茶色の紙袋でおとどけされたの。あざらちは、最初、ぼくのしっぽをぶんぶん振り回して、いぢめっこかと思っちゃった。
だけどね、どこ行くのも何するのも、ぼくを連れ行くからぼくもだんだん、あざらちってぼくのこと大好きなんだなって思うようになった。よく食べるし、よく笑うし、そんでよく寝るの、あざらちって。ときどき、泣きべそになるからいつもぼくがタオルになってあげて、「あぢりぃ、もっかい考えをお片づけしてみようよ」って言うんだ。お片づけし始めるとね、あざらちはすぐに元気になるの。そんで、ぼくに「くろくん、どうもありがとう。分かったからやってみるね」ってぼくの頭をなげなげするの。ぼくはふつう、ぬいぐるみってことになっているんだけどね、あざらちとぼくは、ずーっと昔から一緒にいるんだよね。
あざらちとぼくでおしゃべりしたことも、このページで紹介して行こうと思うの。だってね、にんげんって見えるものや聞こえることばっかり信じちゃってさ、そうじゃないものの方がいっぱい信じられるのにって思うんだもん。あざらちが困ってぼくとお話したことってみんなにもヒントになるかもしれないと思うの。だってさ、ぼくの大好きなあざらちが、「みんながニコニコさんだとうれしいよね」ってぼくもおんなじだからね。 2004/4 くろくん談 |
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ぬいぐるみのふりは大変だよ |
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