第7回「そのまんまが大好き上映会」報告 2002年9月8日
ここ数年、9月に埼玉県戸田市で開催している「そのまんまが大好き上映会」も
今年で、7回目。
今回は、どんな上映会だったのか? ご報告します!
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分裂病になりたかった? 松本くん
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1998年に「第1回 そのまんまが大好き上映会」を開催してから、
今回で7回目。べてるの家の日常を撮った作品「ベリー オーディナリー ピープル 予
告篇」のシリーズも、現在完成している最後の作品の上映になりました。
第1回を開催した時は、何がなんだかわからないまま、ご協力くださった皆さんがチケット
を事前に預かってくださり販売までしてくださいました。
当日の参加者は100人を越え、
下野くんのライブでは、気乗りせずに直ぐに歌うのを止めてしまった彼に替わって、息子の
友人が歌ってくれるというハプニングまでありました。
その上映会に参加していた戸田・蕨保健所の精神保健福祉士・塚本さんが協力を申し出てく
ださったり、私と同じマンションに住む友人たち(のちに川村先生が名付けてくださった団
地妻)が積極的に関わってくれるようになったり、毎回少しずつ変化を重ねながら、今回ま
できました。なんとなく一区切りを感じる上映会でした。
この日は幼稚園のバザーと重なってしまって、人手不足の上に、開場時間をいつもより早い
12時30分にしたので、準備が整わないうちに、後手後手の開催になってしまいました。
ご迷惑をお掛けしてしまった皆さんにお詫びいたします。
みすず書房の高瀬さんは、『悩む力 べてるの家の人びと』斉藤道雄著の編集者の方なので
すが、会場に着くなり昆布の販売をお願いしてしまいました。参加者の岡嶋さんも呼び止め
て、急遽販売をお願いしました。
そんなふうに、いつもちょっといい加減にやっているのですが、それでもいつもなんとかな
っています。
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上映開始の時間が近付いても、なかなかべてるの皆さんが到着しないので心配になって、
川村先生の携帯に電話をしたのですが通じませんでした。
後で聞けば、会場に早く着きすぎたので、レストランで食事をして、デザートを食べてのん
びりしていたら遅くなってしまって…。
「携帯みたら、着信ありでした…」 (^_^;)
まぁ、予定通り順調!順調!というところでしょうか…。
「ベリー オーディナリー ピープル 予告篇その8」は、さをり織りとべてるの家の出会
いの様子を紹介したものなので、いつもとちょっと違った印象を持たれた方も多かったかと
思います。
会場には、「川口太陽の家」からお借りしたさをり織りの作品を飾りました。
上映後、四宮監督からもお話をいただきました。11月発行予定の著書
『とても普通な人たち(ベリー オーディナリー ピープル)
北海道・浦河べてるの家から』北海道新聞社刊のお知らせもありました。
この日は、TBSの斉藤道雄さんもご夫妻で参加してくださり、サインをしてくださるなどご協
力をいただきました。
上映仲間のWさんは、「(本に)団地妻へと書いてください」と言って、「それだけは…」と、
断られていました。 (*^_^*)
斉藤さんの著書『悩む力 べてるの家の人びと』が、講談社ノン
フィクション賞に決定したのが、この日だったようです。この日、日付入りの
サインを頂いた方は貴重な本ですので大切にしてください。
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べてるの家には“いいふりこき”がたくさん居る?
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休憩を挟んで後半は、川村先生にお話を頂き、その後メンバーにも加わっていただきま
した。
一列に並んだ6人の中には、ずっと気絶している人もいて、これもべてるらしさかなと思いまし
た。
「ここに来るだけでも大変なんです。飛行機に乗ると病気が良くなるよと言って連れてきま
した。今は気絶しているので、次の人…」
川村先生に促されて、16歳のめぐちゃんがマイクを握りました。
「こんにちは。私は“苦労好き好きいいふりこき症候群”
という病気です。ずっと何かに脅えていて、人に合わせてしか生きてこれなくて、いい人で
ないのにいい人のふりをしたり、笑いたくないのに笑ったりとかしてきました」
「浦河に来てからも、相変わらずいいふりはしているんですけど、ちょっと変わりました。
そんなにいい人じゃないって、知っているから…と言われたので、少し安心しています」
親との関係や学校へ行けなくなったことなども、話してくれました。
「戸田へ行きたい」と繰り返していたという井向さんは、「1年半程前、戸田で初めて話せ
るようになりました。その前は、講演に行っても、川村先生の話していることとかに合わせ
なくちゃとか思ったら、頭の中が真っ白になって、マイクを持ってもしもし≠オか言えな
い時もありました」
「戸田で、寺澤さんが自分のことを普通に話していて、僕もそう
いうふうに話せばいいんだなと思ったら、すーと話せて、向谷地さんからも
そうだったのか、よく分かったよ≠ニ言われました」
7月に寺澤さんに会った時「(井向さんにとって、戸田は話せるようになった)思い出の場所
だから、行きたいんだよ」と言われ、団地妻全員で感激しています。
恒例なのですが、上映会の最後に質疑応答の時間も設けています。次々に手が上がるのも毎
回のことで、時間切れになってしまいました。次回は、会場費をケチらず、ゆとりのある計
画にした方がいいのでは…と反省しています。
「学校に、べてるの皆さんに来てもらうことはできませんか?」なんていう、ワクワクする
質問もありました。
また、来年も開催できれば…と願っています。ご参加くださった皆さん、応援してくださっ
た皆さん、本当にありがとうございました!
今回、参加できなかった皆さんも、次回は是非ご参加くださいね! (森田惠子)
(^-^)/~~
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