津田塾フォーラム  2005年3月5日


津田塾フォーラム「精神障害を生きる」〜べてるの家の降りていく人生〜が、3月5日(土)に開催され ました。

この日の講演者は、ソーシャルワーカーの向谷地生良さんとべてるのメンバー伊藤知之さんと臼田周一さん。
「べてるの家」では、自分の病気に自分で名前を付けています。名付けて自己病名。自己病名の説明を聞け ば、そうなんだ・・・と、メンバーそれぞれの抱えている生きにくさが伝わってきます。



べてるの家を紹介する向谷地生良さん

まずは、北海道の地図上で
「何もない春です〜♪」と歌われた
襟裳岬の少し上
ここが、べてるの家のある
浦河町です。

そして
今日の伊藤さんは
心配マンのスイッチが入っていて・・・と
いつもの笑顔で講演は始まりました。




統合失調症暴走型
どうにも止められない型・臼田周一さん


寝ているうちに
からだに悪戯をされて
痛みが出るという臼田さん

悪さをするのは二人
今は、その二人に名前をつけています。

顔にいたずら書きをするのは
メイクさん
身体に痛みを与えるのは
整体師さん

今夜は何もしないでね!と
コーヒーとリンゴをお供えして
二人をもてなしているそうです。
それができるようになって
部屋を壊すなどの
大暴走がなくなってきました・・・。




全力疾走心配症
どこまでがんばれるか型・伊藤知之さん


常に目標を高く掲げ
それに向かって
がんばっていないと不安になる
伊藤さん

よい大学に入って
よい所に就職して・・・と
がんばり続けていました。

「べてるの家」との出会いは
生活保護の受付窓口
メンバーの申請を受ける側だったというのは
有名な話

現在は、精神保健福祉士の資格を取り
べてるの家でもがんばっている
唯一のメンバーです。



べてるの家のメンバーの話は、どこかに、私も・・・という部分が含まれていて、いつも興味深いのです。 他人に対する恐怖心も、もっともっとという上昇志向も、他人事ではありません。べてるのメンバーの話を聞く と、いつも、身体の力が抜けるような感じがします。

そして、この日はもうひとつ楽しみにしていることがありました! それは、津田塾大学国際関係学科の教授・ 三砂ちづるさんとお会すること。著書「オニババ化する女たち」を読んで感動して、そのことを知人の編集者に 伝えたところ、三砂さんがべてるのファンで、津田塾大学で近々講演会があると教えていただいたのです。
三砂さんはゆったりとした着物姿で、にこやかであたたかな印象の方でした。
\(^o^)/


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