第11回 「そのまんまが大好き上映会」感想特集  2006年10月30日


いつもよりアンケートの回収率が悪くて、皆さんの感想をお聞きすることができませんでした。うまくいっ ていない点があるのかなぁ〜と思ったり、書く時間や雰囲気が足りなかったのかなぁ〜と思ったりしていま す。

べてるの家の皆さんも、ビデオの製作スタッフも、上映委員会のメンバーも、みんなで感想を楽しみにして おります。べてるの家の皆さんへの応援メッセージも、ご批判でも、大歓迎ですので、どうぞ、ご意見をお 聞かせください。

お寄せ頂いたアンケートの中から、一部ですがご紹介させていただきます。感想を共有できたらと思ってお ります。







今回は川村先生の司会で、服薬の様子まで伺え学べました。何 で飲むのとか、医師の関係の中で生きてゆく人の生きづらさを。多くの方の参加があり盛り上がって楽し かったです。べてるの家も進歩しているので楽しみです。(共同作業所職員)


精神科医の話をきくことはあっても、当事者が自分自身の病気について話をするという ことがあるのだということに驚いた。しかも、皆、生き生きとまるで自慢話でもするかのように語り、他 の人が話している時は待ちきれないといった様子で、病気であるということが隠すべきことではなく、個 性や性質として捉えられていることがスゴイと感じた。(後略)(女性)

当事者を含めて研究するのはすごくいいと思った。たいていの 施設が(病院など)では、当事者抜きでやるのがフツーであったと思うが、当事者の心に傷をつけるので はと、避けてきたと私は考えるが、開く方向で進化しているのが期待できる。(職員)


新しい視点、考え方だ!と思いました。「どこまで病気・病状と付き合えるか」。なん てゆうか、「治療して駆除」してしまうのではなくて「付き合う」やり方を模索するのは、不健康的で健 康的だと思います。悪い物としてだけ扱うのではなくて、しかも、医者だけでなくて患者当事者が主体的 となって、自分の問題に体当たりして“研究”するアプローチだと、当事者さんもイキイキしていますよ ね。とってもステキでした。辛く苦しいことも、笑って話せたらもうけものだと思うし、友だちたくさん できるし。また、べてるに会いにきたいと思います。(大学生)


初めての参加でしたが、あっという間の楽しく豊かな時間でし た。自分の中の既成概念や世間体が、いかに自分自身を縛り付けているか再認識させられました。伸びや かに自分を開いている皆さんを、とてもステキだと思いました。(女性)


皆さんの心からの素直なメッセージに心打たれました。人として生きること、苦労しな がらも、一生懸命生きることは、病気の有無に関わらず、皆、同じだと思います。ひたむきに生きること を大切にしたいと思えました。(女性)


1年に1度、目からウロコが落ちる想いです。べてるの皆さん のように肩の力が抜けるのは我が家では、なかなかできそうもありません。(作業員)


娘の病気がきっかけで、この会に参加したのだけれど、自分自身の生きづらさについて、 映像を見ながら考えさせられました。私もアンテナが感度がよすぎて人の顔が読めると思っていて「あっ、 今の自分の一言で、この人を怒らせてしまったな」と思うことが多々あり、人との関係の作り方がうまく いっていません。また、娘の行動・顔色を、アンテナを最大限の力で受信してしまっています。


いつも感じるんです。進化・深化しているなぁー「べてる」 って!! 当事者研究もひとりじゃない共同研究だから、話し合っているうちに方向性がみえてきたり、 意外な展開があったり。ひとりじゃできない「話し合い」。「話し合い」の力を実感しました。今の私は 話し合いもできないで仕事に追われている。そうすると、何もかもイヤになっちゃう。今の仕事をかえて も、きっと同じことの繰り返しになると思うから、とにかく自分からもっと話し合えるようにしようと決 心。少人数でやっているNPOなんだから・・・。(NPO法人職員)


皆さんの言葉がすーと胸にはいってきて、うんうん、そうそうとうなずけるのが、うれ しかったです。夫も私も、ACの自助グループに行っている身で、ミーティングの力は知っているつもりだ ったけれど、「笑い」の力がスゴイですね。べてるは。すごく力強く感じました。(主婦)


クリニックでAl依存症のDCにたずさわっています。当事者が “自分を語る”という点で、統合失調症も、Al依存症も、回復のプロセスでは同じであるという新たな視 点をいただきました。今日、ご自身の体験を語ってくださったメンバーの皆さん、大変貴重で楽しいお話 をありがとうございました。(看護師)


今日は丁度外泊で本人が家にいたので、こういう会があるよと誘ったら消極的ながら 参加してくれました。途中、中座しながらも4時半までいてくれて、とてもうれしかった。幻聴や幻覚 の話に「そうなの?」と聞くと「そうだよ」と答えてくれました。(中略)普段、病気のことや治療の ことでは、なかなか会話が成立しないので、いい機会になりました。(自営業)


私も当事者ですが、病気でない時は普通の人のフリをして仕 事をしています。自分の病気について安心して話せる相手はまったくいません。だからこそ、上映会や べてるの講演会などに行ったりして、病気の自分でも生きていていいんだと思える時間が少しでも持て ることが、今の自分のささえになっていると感じでいます。  話すことの大切さを感じながら、都会 での病気にたいする理解のなさに話すことを諦め、普通の人のフリをして生きている自分にさよならし たい。できない自分に生きづらさを感じています。(会社員)


アンケートにご記入くださった皆さん、ありがとうございました!


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