ひとり新聞 2000年10月6日号<1勝2敗の旅>
10月6日は連休前だからと早めに手配したチケットを持って、金沢へ向かいました。
新幹線で越後湯沢へ、急行「はくたか」に乗り換えて4時間の旅です。
1時過ぎに到着し、今日の第1の目的は、1時間後に着く黒澤さん、中嶋さん、
田原さんの様子を撮影すること。
今朝、黒澤さんに車両番号を確かめただけで、撮影の話はしていないので
まぁ待ち伏せですね。
“待ち伏せ”なんて言葉は、もう死語でしょうか?
観光案内所で、市内を循環しているレトロバスの確認などして時間をつぶしました。
待ち伏せ成功!
お弁当の殻などの入った大きな袋を持って黒澤さんが降りてきました。
続いて田原さん、中嶋さん。
やっと田原さんが気が付いて「キャハー!」と、歓声(?)をあげました。
今回の旅は、スーパー(1人)スペシャル(1人)ボディガード付きで安心です!と
言っていたように、田原さんはすっかりリラックスした表情でした。
その後、ホテルに荷物を置きに行くという彼らと別れて、レトロバスで兼六園へ。
そして「県立美術館」の「鴨居玲展」に行くのが、今日の第2の目的です。
日が暮れ始めた頃、兼六園脇を歩いていると、3人が・・・。
偶然の再会で、じゃ一緒に飲みましょう。いや食べましょうで、再びレトロバスへ。
近江町市場の魚屋さんに教えてもらった「島路」へ。
此処は本当に安くて美味しいお店で、お刺身と菊姫を堪能しました。
次に金沢に行ったら、また絶対に行きます!
翌日は、夜行で着く林さんを待ち伏せ。
6時58分に着くというので、早起きをして出かけたのですがいない! いない!
何かあったのかとハラハラドキドキ、携帯で連絡がつき、松任(まっとう)駅まで
行ってしまったとのこと。寝過ごしたのです。思わぬ展開で待ち伏せ失敗!
改札口でウロウロする林さんを少し撮影しました。
12時から始まるつどいまで、時間があるので2人で犀川のほとりを散策しました。
気持ちのよい秋晴れの日で、なにもかもが美しく見えました。
11時に着く小野田さんも待ち伏せしたのですが、
今度は信号機故障で遅れているとか。
こちらも、思わぬアクシデントで待ち伏せ失敗!
会場に早く行きたいという林さんと一緒に、
一足先に石川県立中央病院に向かいました。
玄関では、「若い失語症者のつどい」というカードを持った方が迎えてくださり、
会場まで案内してくださいました。嬉しい心配りでした。
つどいはご本人7人とご家族3人、そしてSTの方、保健婦の方など総勢22人。
もちろん遠藤先生の姿もありました。
スーツ姿の遠藤先生は、なんとなく変な感じ。(先生、ごめんなさい!)
最初は全員で、後半は林さんの希望もあって、
ご本人たちとご家族たちに別れて話し合いをしました。
林さんは、発症して2年目の押野さんのために、自分達が発症して2年目の時
どのような生活をし、どのような障害があったかを話すことを提案しました。
また30代が多いので、病気の先輩として何ができるか? を話し合いました。
時間が足りないくらいに、皆さんの話したい気持ちと聞きたい気持ちが、
会場に溢れていました。
大阪から参加した森本さんは、12月に開催するつどいの資料を持参し、その表情は
前向きで美しいものでした。
「若い失語症者のつどい」の強力メンバーが、また1人現れました。
その後は楽しい食事会。更に楽しい飲み会へと盛り上がりました。
翌日は、皆さん帰りの時間と相談しつつ金沢見物を楽しんだ事と思います。
私は、高速バスで白川郷まで足を伸ばしました。なんたって世界遺産だもんね。
この高速バス、ギリギリに行ったので訳が分からなかったのですが、テープカットあり、
ミス百万石の花束贈呈あり、紅白の上用饅頭とテレカのプレゼント付きのバスでした。
白川郷では、アル中のおじさんと目が合ってしまって、撮影ポイントを教えてもらい、
最高の撮影ポイント(?)で、シャッターまで切ってもらいました。
私の金沢待ち伏せの旅は“1勝2敗の旅”でしたが、つどいには大きな“うねり”の
ようなものを感じ、心に染み入る旅になりました。感謝!
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