ひとり新聞 2003年1月8日号 <晴れた冬の日>



東京国立近代美術館工芸館


八王子で開催された「べてる祭り」の帰り道、ちょっと寄ったインフォメーションコーナーで、「松 田権六 図案と作品」のリーフを見つけました。
「あっ、行ってみたい!」と思いつつ、開催期間が11月30日〜1月8日まで。
なにも一番忙しい季節に開催しなくても・・・。
まして12月20日に、急遽「べてるの家のイベント」を主催することになったので、行けないまま 年越しになりました。

年明けの開催は、7日と8日のみ。 やらなければならないことが山積みのまま「やっぱり行きたい!」と、最終日に出かけてみました。

何枚もの植物デッサン、たくさんの模写、小さな手帳に書き込まれたアイデア、毎日毎日、図案を 考え、毎日毎日、精進していた様子が浮かび上がってきます。
全体を流れる大きなリズム、緻密なもの、微妙に変化する螺鈿の輝き・・・。
それらを見て外に出ると、そこには冬の陽の輝きがあふれていました。





冬の澄んだ青空に浮かぶ木々の枝は、いつ見ても美しい。
特に陽を浴びて輝く枝々の美しさ!
光線の良さは運の良さ。 しばし見惚れて、木々の周りを歩き回ってしまう。

寒いけれど、こういう日は少し散歩をしてみよう。


       


道に落ちる木々の影も、松の落ち葉も、美しい。





直ぐ傍を高速道路が走り、皇居の周りを走るランナーの姿も見える。
でも、この道は別世界のよう・・・。
土の道を歩くことも、少なくなりました。
桜の枝先には少し膨らんだ花芽もあって、春の準備がしっかりと進んでいる気配も感じられました。


       


まるでシャンデリアのような枝。
すくと元気良く青空に向かって伸びています。

こんな面白いものも見つけました。
ゴツゴツした根っこの隙間の向こう側に立ち並ぶビル群。
東京の晴れた冬の日でした。






バックナンバーメニューに戻る