ひとり新聞 2003年2月26日号 <雪の山形散歩>





失語症デイサービス「言葉の翼」


山形市でスタートする自宅(民家)を改装しての失語症デイサービス「言葉の翼」の利用見学会を撮影するた めに、雪の山形に出かけました。

2月8日に開催された利用見学会では、言語聴覚士の遠藤尚志先生の「失語症ライブ」も開催されて、 言葉の不自由な方も、ボランティアも、スタッフも、ご家族の方も、歌って、笑って、和やかで賑やかな見学 会になりました。

早朝の新幹線に乗って、山形入り。
スタッフの勉強会・昼食・利用者見学会・交流会と、慌しい一日が終わり、翌日は帰るだけ。
土日フリー切符を購入していたので、帰りの新幹線の座席指定をとって、ぽっかりと空いた時間を、散歩して 過ごすことにしました。




山形美術館


まずは、「山形美術館」へ。
地方に行って、こういう時間ができた時は、迷わず地元の美術館へ行くことにしています。
ピカソ・シャガール・ミレー・ルノワール・モネ・マティス・・・。
有名なものを少しずつ集めて展示したという感じだったけれど、誰もいない美術館をゆっくり歩くのは、とても 贅沢な時間。
新海竹太郎・竹蔵彫刻室や長谷川コレクション記念室も、ゆっくりと見ました。

一番広い展示室では、地元の高齢者作品展が開催されていました。なんと贅沢な!
見学されている方も、出品されているのか、とても華やかな顔をされていました。




山形城二の丸東大手門


山形美術館の前の道を行くと、山形城跡「霞城公園」につながっていました。
東大手門をくぐると、どんよりした空に浮かぶ最上義光公の銅像だけが目立っていました。





雪の中を目的もなしに歩き続けると、オレンジ色の洋館が・・・。
「山形市郷土館」でした。
三層楼16角形の洋館建築は、市立病院済生館として建築されたとか・・・。
現在は、医療関係資料や郷土資料などが展示されているそうです。





誰も歩いていない静かな静かな公園。
そんな静けさの中に、賑やかに現れたのが小鳥たち。
私の気配に、ざわめき始めたのです。

小鳥たちを横目に、雪の中にできている細い道を辿っていくと城壁が・・・


       


城壁の向こうに、青空がすこし見えてきました。
どんよりした雪国独特の空に、ほんのり青く澄んだところが現れる・・・。
とても美しい空の色。

更に進むと、西門に出ることができました・・・





お堀端には、水鳥たちが佇んでいました。
私の気配に、餌が貰えると思ったのか、水鳥たちが集まってきました。





美術館の時間もあったけれど、3時間余りの雪の山形散歩。
ひんやりとして、静かな時間を過ごすことができました。
雪の中、木々や小鳥たちが見守ってくれているような散歩でした。



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