ひとり新聞 2004年9月12日号 <植物の手入れ>
西日の当たる狭い我が家のベランダですが、たくさんの植物が元気に育っています。植物の手入れが
好きなのは、父譲りだと思います。
幼い頃を過ごした川口の家には、裏に畑がありました。建物の影になって日当たりの悪い場所と日当
たりの良い場所を、近所の家でそれぞれに手入れをしていました。我が家では、日当たりの悪い場所
には里芋や落花生等を植えていました。日当たりの良い場所はお花畑で、苺やナスやきゅうりなども
少し植えられていました。
父が捨てたチューリップの小さな球根をかわいそうに思って、畑の隅にそっと植えたこともあります。
ひょろひょろとした葉が1・2枚伸びてきましたが、花芽は出ませんでした。花の手入れは、思い切
り根を切ってしまったり、小さな芽を引き抜いてしまったりと、驚くことがたくさんありました。
「君子蘭は、ギリギリまで寒さを経験させたほうが、花の色がきれいになる」と、教えてくれたのも
父でした。
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