ひとり新聞 2004年11月25日号 <空と雲と光と海>
「べてるの家」のある北海道浦河町に、久しぶりに出掛けました。新作ビデオの製作が始まったのです。
前回訪れたのは2002年の7月。「若い失語症者のつどい」の皆さんと十勝を旅した帰り道でした。
2年4ヶ月振りの訪問。でも、毎年開催している「そのまんまが大好き上映会」などで、べてるの皆さ
んとはお会いしていたので、久しぶりという感じはしませんでした。
撮影隊の皆さんは10日程の滞在となりますが、私は一足先に「高速バス ペガサス」に乗って、一人で
帰京することにしました。
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2時30分発のペガサスに乗るために
バス停に向かいました。
まだ、2時だというにの
北海道では
もう、こんなに長い影ができています。
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高速バスが走り始めると
すぐに
海が見えてきました。
バスに乗ると視界が高くなり
抜群の眺めの良さ!
いつも
楽しみにしています。
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海に注ぎ込む
雲から漏れた光
何本もの光の柱のようになって
海に降り注ぎます。
息子が幼い頃
神様はどうして雲から落ちないの?
と聞いたことがあります。
雲から降り注ぐ光は
天上に住む神を連想させてくれました。
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海も
その光を受けて
輝いています。
疲れた日常を引きずっての
浦河入りでしたが
そして
それなりに楽しいひと時を
過ごしたのですが・・・。
この美しい景色に出会って
今回の旅は
この瞬間のための
旅だったのだと思いました。
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ただひたすら
窓の外を
眺め続けました。
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海に
日が沈むまでの
1時間余りの
光のページェント
光のシャワーが
いろいろな思いを
洗い流してくれるように思えました。
何かに感謝し
何かに励まされた
光のページェント
からっぽになった心は
受け入れることができる心へと
変化しているように
思えました。
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