ひとり新聞 2005年8月23日号 <思い出のアルバム>
私の父はとても几帳面な人でした。父が亡くなってから、父の机の引き出しを開けて、その整然とした
様子に、思わず「お父さんらしい・・・」と呟いてしまいました。
父は、たくさんの物を私に残してくれましたが、アルバムもそのひとつです。
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父がプレゼントしてくれたアルバム
誕生してから
4歳までの私が
このアルバムの中に居ます。
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アルバムを開くと
父の書いた「惠子」の文字があります。
父は
姉と私に
それぞれに
アルバムを整理してくれました。
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シャボン玉を吹く私
ヨーグルトを食べる私
バスに乗る姉と私
ご飯を食べる私
その他にも
ミシンをいたずらする私
トウモロコシにかぶりつく私
泣く私
寝顔
お澄ましした姉・・・
モノクロの写真でも
その時着ていた服の色まで蘇ってきます・・・
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父が整理してくれた
6×6版のネガファイル
キャプション付きで
日付順に整理されています。
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貴重な父と私の写真
父は撮るばかりで
撮られるのは嫌いでした。
カメラを肩に
私を覗き込む父
黒いビロードのワンピースの私
裾に花の刺繍がありました。
父の会社の運動会だったのでしょうか・・・
どなたかが撮ってくださったのだと思います。
父と私が写っている
たった1枚の貴重な写真です。
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父が気に入っていた
3歳の時の写真
盆踊りに出掛ける前
浴衣を着せてもらって
澄ましています。
ネガは6×6サイズ
父は押入れを改造した暗室で
トリミングしたり
引き伸ばしたりしてくれました。
(実際には足元まで写っています。)
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