2010年2月18日 雪のある浦河
前回のロケでお話を伺った「えびす湯」さんは、お話の通り11月で銭湯を閉じました。これ
が最後のチャンスだからと友人と3人で「えびす湯」へ行って背中を流し合ったのですが、そ
のことが思い出になってしまうのだと思うとなんとも言えない気持ちになりました。
昔、映画のポスターが貼られていた銭湯の壁には、季節の素晴らしいパッチワークが飾られて
いました。2月にカフェギャラリーで作品展を開催するというので、是非、その様子を撮影さ
せて頂こうと冬の浦河へ。
北海道の湘南と呼ばれる浦河はあまり雪が降らない所なのですが。今年はたくさん雪が降って
積もっていました。北海道の映画館と言ったら白く積もった雪を連想してしまう関東人の私に
とっては、嬉しい景色だったけれど、足元が危なくてビクビクしながら移動していました。
パッチワーク展の会場となった「ガーデンソング」さんは、家具職人のご主人の作品・テーブ
ルや椅子・食器棚などを気軽に見て貰おうと奥様が始められた喫茶店。お友達にに絵を描く方
がいらして、作品を飾ったことから、月ごとに作品展を開催するギャラリーカフェに転身しま
した。作品発表の場として、気軽にお喋りを楽しめる場所として、だんだん、認知されるよう
になってきたそうです。撮影に伺った時にも店内に笑い声がこだましていました。
「えびす湯」のIさんのパッチワーク作品の素晴らしさはとても有名で、浦河図書館でも作品
展が開催されたことがあり、作品のいくつかは、常時、図書館に飾られています。そのパッチ
ワークが暖かな雰囲気を醸し出していました。
(浦河図書館はとても立派な図書館で、暖かな雰囲気と蔵書の多さ、利用者の多さで注目され
ています。)
都会でもどんどん喫茶店がなくなっているなか、浦河では最近、いくつか喫茶店が誕生してい
ます。「大黒座」の看板を描いている看板屋のUさんも「カフェ アッシュ」を開店しました。
浦河は本当に文化が豊かだと感じ、その背景には何があるのだろう?
「ガーデンソング」のAさんが、「映画サークル」の会計担当だったことも、インタビューし
て、初めて分かったことでした。「テケテケ、すごかったよね」とも。「大黒座まつり」にも
参加しておられたのです。
ご主人はもともと馬が好きで牧場で働くために浦河へ来られたそうですが、手先が器用でガー
デニングブームの時にガーデニング用のベンチなどを作っているうちに独立。今は、家具作り
の傍ら家具の修理なども引き受けています。ステキな働き方、暮らし方をしておられるご夫婦
でした。
「大黒座サポーターズクラブ」の会長の澤谷さんも、町の高台の荒地をご夫婦で手入れをして、
花咲く丘へと育んでおられる。浦河にはステキなご夫婦も多いなぁ〜。そして仲良しだなぁ〜
とも思いました。
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