貼ったり剥がしたりして作品の構成を考える
編集室に貼られた紙


2004年5月22日 つながり始める!


最初からわかっていたことなのだけれど、素材が多すぎて入りきれません・・・。何処をどう切ろうか、 ずっと考えてきました。少しずつ短くしたところで無駄な抵抗! 思い切った決断をしなければなりま せん。

“失語症はなかなか理解しにくい障碍です。同じ障碍を持つ仲間と出会って、元気のエールを交換して、 みんなで一緒に良くなりましょう!”というテーマに沿って、思い切りシンプルな構成にしようと思い つつ、あの話も、この話も、あの笑顔も・・・と、思いはグルグル周りをしてしまいます。

編集を引き受けてくださった四宮監督が、「失語症ライブ」に、ことのほか興味を持ってくださった。
そうなのです・・・。私が最初に「所沢保健所」を訪ね、会話パートナーのボランティアをした時、な んだかよくわからなかったのです。訪ねる前にイメージしていたものと違っていて、そのことが気にな って、翌月も、その翌月も出かけて行ったのです。

賑やかで、暖かで、笑顔が溢れる集まり。お名前を呼んで「はーい!」と答えていただく。そのお手伝 いをするうちに、一緒になって口を動かし、言葉の出た嬉しさにワクワクし、拍手をするようになって いきました。その生な感覚を、作品の中で再現できないだろうか・・・と考えるようになりました。

「失語症ライブを、何度も、何度も、見せれば良いのでは?」という、四宮監督のアドバイスもあって、 素材を追加することにしました。入りきれないと悩んでいて素材を追加するなんて、すごく矛盾してい るのですが、よくあることなのです。(笑)
「あしたば作業所」「パソコン工房ゆずりは」「失語症デイケア永弘クリニック」は、思い切ってカッ トすることにしました。その代わりに「失語症ライブ」を何度も重ねて見せていこうと思います。

オープニングはうまくつながってきました。

伊良部島へフェリーで向かう「若い失語症者のつどい」の皆さん
手作りのペンダントで暖かな歓迎を受ける
海辺での伊良部島の皆さんを交えての失語症ライブ
若者たちはカヌーにも挑戦した!
海辺で戯れる皆さん(タイトル・ことばの海へ)
私と失語症との出会い
私が初めて失語症の皆さんと出会ったのは「所沢失語症ライブ」でした・・・
こんな感じにつながっています。

一度全部をつなげて、流れができたところで、再び時間(長さ)との戦いを始めることにしました。最 初は2倍くらいの長さの作品になると思います。編集作業はまだまだ続き、その先に時間との戦いが待 ってます。


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