2006年2月18日 ニキ美術館の撮影が始まる


雪のあるうちに、雪の中のニキ美術館を撮りに行こう! と、急に撮影が決まりました。ニキ・ド・ サンファルの名を聞いても、大きなカラフルな作品(彫刻の森美術館「ミス・ブラック・パワー」) が浮かぶくらいで、何の知識もないまま、そして、何も決まっていないまま、「雪だ! 雪だ!」と 撮影になりました。

初めて訪れたニキ美術館は、澄み切った空の下、雪を被った長屋門があって、びっくり! ニキの作 品とは対照的な長屋門と日本庭園。そして、その奥に、交差切妻の屋根と直角の壁、大きな窓のシン プルな建物がありました。

冬の午後の日が差し込む入口から真っ直ぐ伸びた通路には光が溢れていて、歓迎されているような感 じがしました。その正面に、赤いマニキュアとカラフルな水玉模様の身体を持つ「黒い女神」が微笑 んでいます。資料室を抜けると、その先には広々とした開放的な空間があり、大きなニキの作品が、 のびのびと置かれていました。

撮影して いて、どんどん元気になって、ワクワクするのを感じました。そして、ニキ・ド・サンファルの作品 が劇的に変わるので、興味を惹かれました。四宮鉄男監督には、「ふらりと美術館を訪れたみたいに 撮って」と注文されています。照明もなく、DVCAMカメラ1台での撮影です。そして、「ニキ美術館」 は、巡回展の準備のため休館中で入館者がなく、ゆっくりと作品を撮ることができました。

どうしても戻らなくてはならなかったので2泊3日で戻り、3日後に、再び、作品を撮るために撮影 に出かけました。なんと、3日の間に、雪が解けて、風景はすっかり変わっていました。気温が急に 上がり、雨が降ったそうです。なんとか無事に雪の中の「ニキ美術館」を撮影することができました。


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