2006年9月23日 初めて素材を見る
ロケが終わるたびにテープを巻き戻す作業があるので、カメラの液晶画面で撮ったものを見てはいた
のですが、小さなサイズなので限界がありました。大きなミスは、目立つので直ぐに気付き、その場
でメモして、次回の撮影に役立てるようにしています。
落ち込むこともあるけれど、そういう時は、大先輩の「とにかくたくさん撮りなさい!」というアド
バイスを思い出すことにしています。
いよいよ編集作業が始まって素材の取り込みが始まったので、編集室に素材を見に出かけました。雪
景色が、新芽が、気になっていました。作品は次に撮ることもできますが、景色を撮り直すことはで
きません。いろいろ考えて工夫をしているつもりだけれど、それが仇になることもあります・・・。
今年は『ニキ・ド・サンファル展』が企画されていて、大阪・東京・名古屋・福井と巡回しています。
その準備のため、初めて訪れた時はすでに閉館していて、気兼ねなく作品を撮ることができました。
そして、いくつかの作品は、あまりにも大きくて美術館に残っているのです。そのひとつが『大きな
蛇の樹』。たくさんの鏡がはめ込まれた素的な作品です。その口から水が噴き出す噴水として作られ
たのですが、那須は寒さが厳しいので屋外に置くことができなかったそうです。それでも、ニキ美術
館は大きな窓があって、四季折々の景色の色が『大きな蛇の樹』に映り込み、出かける度に撮影する
のが楽しみでした。
初めて訪れた冬の日は、大きな窓から光が射し込んで、その鏡の一片一片がキラキラと輝き、天井に
その光が飛び散って、それはそれは美しかったのです。
2回目に訪れた時、光が射すのを待って、やっと撮ったその天井のキラキラが、見事に写っていまし
た。
一番心配していた新芽と、新芽の季節のザワザワした感じも撮れていたようで、一安心しました。
私は、とにかくどんどん撮っているので、もうすでに、テープは40本を越えています。果たして、
ニキの作品と、四季の庭と、増田さんのインタビューと、どうやって編集されていくのでしょうか・
・・。
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