2000年8月10日 所沢失語症ライブ <一番美しい言葉>


8月の集いでは、「夏には夏の歌を!」ということで「かもめの水兵さん」を歌いました。
高いキーで歌うと、ちょっと苦しいけれど、皆さんが一斉に歌うと迫力があり、元気が湧いてきました。

夏休み中だったので、初参加の会話パートナーのボランティさんは学生さんが二人。
某大学を目指している高校3年生(落ち着いた感じの青年)と、心理学を専攻している大学生(短パンにサン ダル履き、どう見ても海に行く感じ)の二人。
そして、仕事を辞めてもう一度好きな仕事(福祉職)を目指したいという女性でした。

初参加の3人が相談して歌ってくださったのが「上を向いて歩こう」。
私の大好きな歌です。聞きながら、ジーンとして、それぞれの目標に向かって、頑張ってほしいなぁ、若いっ ていいなぁと、思いました。

言葉の不自由な方にも、初参加した方がいらっしゃいました。
「はい」が言えたら「こんにちは」
「こんにちは」が言えたら、日本語で一番美しい言葉「ありがとう」を言う練習をしてみましょうと、遠藤 先生。
「ありがとう」が言えたら、奥様の名前と「ありがとう」を続けて言ってみましょう。
何度目かのチャレンジで、会話パートナーのサポートもあって、かすれた声でしたが、なんとか奥様の名前と 「ありがとう」を続けて言うことができました。もちろん大拍手がおこりました。

「ありがとう」という言葉の美しさを思い知らされ、胸がつまってしまった私。忘れられない瞬間になりまし た。(森田惠子)


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