ことばの旅芸人(再び沖縄) 2002年1月27日〜28日 


1月27日(日)、昨夜の雪も雨に変わって寒い日。

この日は、12時半に羽田を発って再び那覇に向かいました。 10日間の間に2回も沖縄に出かけるのは、明らかにスケジュ ール調整のミスです。一人でできることには限りがあるのに、 つい一人で動いてしまうのは、地域ケアの原始時代を過ごし てきた生活パターンのせいでしょう。あの頃は周辺に誰も いなかったし私も若かったので、それしかなかったわけです が、これからは地元のSTとの連携プレーを工夫しなければ。

沖縄では石川市の豪華リゾートホテルに落ち着き、まずは 石川保健所の保健婦さんたちのおもてなしを受けながら、 打ち合わせ。今回は、翌日午後の「失語症ライブ」がメイン なので、日帰りも可能だったのですが、家庭訪問がしたくて 泊まりがけの旅を計画しました。

1月28日(月)、2人の若いSTとともに82才の失語症の おじいちゃまの家庭訪問に出かけました。家業の薬屋さん の店先から奥へ案内されて、訪問が初めてというSTは 終始「オオーッ」と圧倒されていました。人の生活の場に セラピストとして入る、というのは本当に刺激的な体験です。

右片麻痺で全失語に近いおじいちゃまは、笑顔の素敵な 方で、特に海外旅行に関心を示して下さったので、5月の ブリュッセルか8月末の東京大会には参加されるのでは ないでしょうか。

午後の「失語症ライブ」には若いSTがさらに2名加わって くれて、18名の言葉のご不自由な方たちを中心に華やかに グループワークを行うことができました。業務上の制約が ますます大きくなっていく中で、失語症の地域ケアを考えて 下さっている保健婦さんたちに感謝したいと思います。


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