ことばの旅芸人(栃木県大平町) 2002年4月29日
4月29日(月)晴れ。この日は、栃木県大平町にある老人
保健施設「いぶき」を訪れてきました。若いST野澤陽子さん
の研修が目的のボランティア活動です。朝9時前に現地集合
だったので、旅芸人は前の晩、栃木市内の商人宿(ビジネス
ホテル)に泊まりました。栃木市は旧日光街道の町並みを
保存した、由緒ありげなところです。
老健「いぶき」では、今回の研修の仕掛け人であるJA佐野
厚生病院・訪問看護ステーションの戸叶里美さんと同病院
の新人STさんと落ち合い、まずはずらりと勢揃いの入所者
50名を対象にしたグループワークから。
普段はPTさんが体操を主にやっておられるとか。「PTに
体操があるなら、STには歌と踊りがある」という格言に
したがって、うまく切り抜けることができました。
続いてデイケアの2人の失語症の方の評価。それぞれ
特徴的な症状の方でした。デイケアの言語訓練は、通所
で期限なく続けられるのが何より嬉しいことです。
午後からは、デイケア全体のグループワーク。ことばの
不自由な方を含む17名で楽しく過ごしました。続いて
痴呆専用棟へ移動して、こちらは歌で攻めまくるグループ
ワーク。元気な方ばかりで、大いに盛り上がりました。
最後は、失調性構音障害の男性の評価。53才という若さ
です。失調の人は、片マヒの人以上に生活上の困難が大きく、
その上にこの方は重い構音障害でしたが、「野澤さんはどの
位分かってくれますか」の質問に、高々と手を挙げて「ほぼ
100%」と意思表示をしてくれました。明るく広々とした建物
の中で、介護保険のもとでの新しいSTのケアが行われて
いました。
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