入口での記念撮影

第9回埼玉県失語症者のつどい イン秩父路 2003年5月17日 

5月17日(土)、曇って寒い一日。この日は長く準備を重ねた「第9回 埼玉県失語症者のつどいイン秩父路」が秩父市で開催されました。 私は前日に昼食会を兼ねた懇親会から出席しました。懇親会は85名 ほどの出席者で、ちょうど海外旅行団くらいの人数だったのでまとまり もよく、全員の自己紹介や歌や踊りで楽しいひとときとなりました。

つどいの当日は有料入場者が600名ほど、ボランティアが200名ほど という大きなイベントとなりました。障害の重い方も大勢参加して下さり、 4つ作ってもらった仮設の車椅子用トイレの前は長蛇の列でした。


副知事さんが出席されたので、壇上には秩父管内の市町村の首長さん など主だった方がズラリと並びました。つどいの実行委員代表2名には 県知事名で立派な感謝状が贈られました。

 

3名の方の体験発表はどれも心を打つもので、その後の「失語症ライブ」 では舞台に上がった16名の失語症の方と介添えのボランティアさんの 息もぴったり。なかなかの出来映えでした。



午後からは、地元の秩父地区 8市町村の「言語リハビリ教室」のメンバーさんたちのドンドンドンという お囃子の音で始まりました。「昔取った杵柄」のことわざ通りでお見事でした。



「若い失語症者のつどい埼玉版からのメッセージ」は、20代・30代の5名の 青年たちのデビューでした。参加者と同じく右マヒ・失語症なのに、どの人 も若い!というのが深い感銘を与えていました。



豪快かつ勇壮な「秩父屋台囃子」(重要無形文化財)の太鼓の音に胸をときめかせた後は、 例年の通り、大田仁史先生のユーモアあふれるお話で一日をしめくくりました。



10年あまり前、「埼玉県の92市町村のすべてに『言語リハビリ教室』を 作ろう」というスローガンで始めた「埼玉県失語症者のつどい」ですが、 最後の辺境・秩父地区にも教室ができたことにより、所期の目標を見事に 果たすことができました。失語症の皆さんとご家族は、本当に熱心です。(遠藤尚志)

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