仙台版 若い失語症者のつどい <第1回> 2000年7月29日
7月28日はバッハの命日だそうで、東京・赤坂のサントリーホールでは、
「ヨハネ受難曲」のコンサートがありました。
(演奏は鈴木雅明さん率いる「バッハ・コレギウム・ジャパン」)
前回4月21日の「マタイ受難曲」の時は演奏会の翌日に、
鈴木雅明さんのお父さんが77才で亡くなられたと新聞で読み、
あの日どんな気持ちで指揮棒を振っておられたのかと後で思いました。
「ヨハネ受難曲」のコンサートも満足すべき内容で、
最後の合唱が終わった時に、バッハ没後250年という時間の長さを深く感じました。
その晩はそのままお隣りの全日空ホテルに泊まって、翌朝仙台へ。
仙台の「若い失語症者のつどい」には22名の若者と関係者、
合わせて50数名が集まりました。
宮城県から10名、山形県から6名、東京方面から6名という内訳で、
原因は脳動静脈奇形など病気が20名、事故が2名でした。
今回は、若者たち本人グループと、
保護者たちのグループに分けて座談会を行いました。
皆さん、率直に素晴らしいお話をして下さいました。
それにしてもこの熱気は、
20年前に「失語症友の会」を始めた時の様子を思い起こさせます。
自分と同じ境遇の人とめぐりあうことのインパクトは、
障害を乗り越える上で重要な役割を果たすようです。
これで今年上半期の私の遠征は、すべて無事に終わりました。
元気に事故なく働けたことを感謝したいと思います。(遠藤尚志)
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