ことばの旅芸人(山形・新潟)2000年8月26日〜27日
6月8日に「相談のファックス」と題して68才の失語症の男性
のことを話題にしたところ、あるSTから「◯◯病院にいた方の
ことですね」とメールが来たので、ビックリ仰天しました。
今回はその方のところを訪ねてきました。
8月26日(土)、羽越線の「坂町」という駅で相談者のOTの
方の出迎えを受け、車で走ること40分ほど、新潟県岩船郡
関川村を通って山を越え、山形県西置賜郡小国町という所
にある立派な老人保健施設に案内されました。
そこは冬には積雪が2m40cmほどになる豪雪地帯だそうで、
言葉も山形県の言葉です。
そこの施設で7名あまりの言葉の不自由な方を囲んでグループ
ワークを行いました。奥様に説得されてホールに出てきた、あの
失語症の方は、最初は手で顔をおおってまったく拒否の風情で
したが、そのうち歌に合わせて手拍子なども出てきました。
1対1で相対していたら、5分ほどで手詰まりになって「. . .」と
沈黙せざるを得ない方でしたが、1時間ほどのグループワーク
のおかげで、職員の皆さんも納得する反応が得られたのは大
きな収穫でした。
8月27日(日)は、新潟県燕市で行われた「第7回新潟県失
語症者のつどい」に出席しました。
大田仁史先生に久しぶりにお会いして、いいお話を聞くことが
でき、大いに元気を回復することができました。
ではまた近いうちに。
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