◆陶芸作品紹介 「陶印」

余った少量の粘土を生かす方法は、幾つかあります。そのひとつが小物作り。
今回は石を掘るのと違って、なんとなく温かみのある仕上がりになる陶印をご紹介します。小さいと言っ ても、加工手順は同じなので、結構、手間が掛かります。

私は、もともと左利きなので(矯正したのでほとんどのことは右利き)、鏡化文字をイメージしやすいら しく、見本の小篆・金文書体集を見ながら、簡単な文字だと下絵を描かずに彫ることができます。嬉しく なって、いろいろ作っています。





陶印作りの道具はいたってシンプル
彫るための陶印用の刀
平らな面を作るためのネットヤスリ
粉を払うための歯ブラシ

この3点があれば
後はコツコツ作業をするだけ・・・。



   

余った粘土で、好みの大きさと形の陶印を作ります。
押す時の目印も付けて・・・
彫る面を平らにすることがポイントです。

平らな面を下にして、乾かします。
完全に乾いたら、素焼きをします。
小さな陶印は
湯飲みの中などに入れて素焼きしてしまいます。






写真は素焼きが終わった陶印
再び、彫る面をネットヤスリを使って平らにしてから
彫り始めます。

彫り方は
文字を彫ってしまう陰刻と
文字を残す陽刻があります。
陽刻は難しいので、今のところは陰刻が主流です。





素焼きをしただけなので
それほど力を入れなくても
彫ることができます。

上の段、左から「信」「美」
下の段、左から「明」「雲」「恵」





釉薬を掛けて本焼きした後の陶印

これで一応完成ですが
この時点でも
少しくらいの修正は可能です。
ネットヤスリで最終の調整をします。





完成した陶印

左から 「信」「雲」「明」
絵手紙などに使ってもらえたら・・・と
思っています。



お急ぎの方のご注文にはお応えできませんが、「いつか作ってね!」というご注文にはお応えできます。 どうぞ、ご遠慮なく、ご注文ください。


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