毎日毎日が僕は旅人なのだらうか
驟雨のあがつた明るい窓の外の鋪道を
外食食堂のテーブルに凭れて 僕はうつとりと眺めてゐる
僕を容れてくれる軒が何処にもないとしても
かうしてテーブルに肘をついて憩つてゐる
昔、僕はかうした身すぎを想像だにしなかつた
明日、僕はいづこの巷に斃れるのか
今、ガラス窓のむかふに見える街路樹の明るさ
原民喜「魔のひととき」より
青空文庫の作業進行状況:
馬骨亭日乗
サッコとヴァンゼッティの手紙日本語化プロジェクト:SaccoとVanzettiの手紙
サッコ・ヴァンゼッティ事件に関する前田河廣一郎の著作の電子テキスト化プロジェクト:『サッコ・ヴァンゼッテ事件 廿世紀最大不祥事』