ビギナーズ ガイド(サマー編)

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 本州では雪質が重く、北海道のように冬場の練習は日常的に行えません。
 選手育成のためにK20m〜30mのスモールヒルのサマー台が多くつくられ
(北海道では、朝日のみ)、ジャンプでの初挑戦は5月から..というのが一
般的になっています。

 スキージャンプ入門期においては上達の近道は、自分の技術、力量にあっ
た台を選び、練習することにあります。その意味では、スモール、ミディアムが
近接する信越地区は絶好の練習フィールドであると言えます。

 また、近年は地元のスポーツ少年団でも、学年によって団員にムラがある
ことから、せっかくの施設がある年はほとんど使用されない、という状況も見
られます。
 さらに、話題となっている広域自治体構想から町村合併が具体化しており、
このままの利用状況であると、何億、何十億とかけた施設が知られないまま
閉鎖される可能性が現実的になってきてしまいました。

 ここでは、「初飛び」から「ミディアム移行」に至るまでの、理想的な練習台の
パターンとそれぞれのシャンツェの特徴を紹介し、広く活用を呼びかけるもの
です。(なお、使用の手続き方や使用料金は目安なので、直接、問い合わせ
ください。 (2003.5.20)

練習台向上のモデルパターン

※あくまでも台のプロフィールから見た組み合わせです(ピンク推奨)。
 どの地域から利用するかで、組み合わせを考えてください。

            北海道・余市
          秋田・花輪MH
新潟・五日町 長野・木島平 北海道・朝日       
長野・野沢   長野・飯山   新潟・妙高高原   長野・野沢MH
秋田・花輪SH         新潟・妙高赤倉
    (北海道・荒井山)       新潟・小出
新潟
五日町SH
 
K25m
[散水]
開閉弁・カンテ脇
[専用リフト]
なし
[手続き]
ジャンプ台上、ゴルフ場クラブハウス
[料金]
小中学生500円
大人  1000円

4月下旬〜
大会・9月下旬
 関越道・六日町ICより車で10分。R17沿いのゲレンデにある。
  アプローチが地の斜面を利用しているので圧迫感、恐怖感が少ない。また、ゲート設定もできる。
 朝日、木島平をさらに小さくした感じで、飛びやすいが、K点難度は高い。
 ジャンプ台の上はゴルフ場とバーベキュー広場。になっているが、民宿「やまなみ」が便利

 
冬は使用できない。
秋田・鹿角
 花輪SH
  
K20m
[散水]
自動
スタートゲート脇
[専用リフト]
カート(MH、NH)
[手続き]
付属施設アルパス
[料金]
小中学生500円
大人  1200円

大会・8月、11月
 写真右のジャッジタワーの裏にある。K20mとサマー台では最も小さいが、バーンの懐が深く、大人の脚力で飛んでも安心である。
 ミディアムはバーンの斜度が緩くSHからの移行に適している。全日本、全日本Jr.が合宿で使用している。
 付属宿泊施設のアルパスは、合宿施設としては理想的である。 
長野
 野沢SH
  
K25m
[散水]
開閉弁・カンテ脇
SHのBTは手蒔き
[専用リフト]
なし
[手続き]
クラブハウス2F
[料金]
小中学生500円
大人  1000円
5月下旬〜
SH大会・8月
 K25mではあるが、ゲート設定を低くすればK15mほどになる。小さいので、初飛びには良いが、ここからMHへの移行は難しい。
 SHからNHまで理想的な配置だが、人工芝の傷みが激しく練習では注意を要する。
 近年、野沢での夏合宿は減っており、合宿に対しては良心的である。
長野
 木島平
  
K35m
[散水]
開閉弁・カンテ脇
[専用リフト]
なし
[手続き]
やまびこ丘
農場管理棟
[料金]
小中学生1000円
大人   2000円

4月下旬〜
大会・8月2回
 白馬のミニサイズとも言えるたたずまいである。
 大きさの割にはカンテが低く、技術を要する台である。全日本、全日本Jr.が練習に使っている。
 やまびこの丘公園ではローラースキーコースが整備されているので、コンバインド選手の練習も多い。
 宿泊は、ジャンプ台下のペンション郡か村営温泉、梨の木荘が便利である。
長野
 飯山SH
  
K30m
[散水]
SH・手撒き
MH・自動、カンテ
[専用リフト]
カート 800円
[手続き]
クラブハウス
[料金]
小中学生1000円
大人   2000円
4月末、5月〜
大会・8月
 SHは落下型に近く、野沢、木島平とはプロフィールは大きく異なる。
 ミディアムの利用者が圧倒的に多いが、インランのレールカバーが一部傷んでおり、アプローチにやや難がある。
 ただ、SHとMHの両方をコーチングボックスより見ることができるのは楽である。
 夕方になると追い風になる傾向がある(夏)。
新潟
 妙高高原
  
K40m
[散水]
手撒き

[専用リフト]
なし

[手続き]
教育委員会

[料金]

大会・5月中旬
 やぐら式の台で、ゲートからは高さを感じる。ただし、懐が深いので大人でも飛べる。
 ブレーキングトラックがマットになっており水持ちはよい。
 いわゆる網掛けで雪をつけるのではなく、雪解けと共にソーメンを一斉に貼りつけていく。
 初飛びには少々厳しいが、ここを慣れれば、赤倉のMHに移行できる。
北海道
 朝日SH
  
K40m
[散水]
自動・カンテ脇
[専用リフト]
カート
[手続き]

[料金]

大会・7月2回
 全日本、全日本Jr.練習のスタート・シャンツェである。合宿所も整備されており、夏だけではなく年末も多く人が集まる。
 冬は朝日と改修したばかりの下川の両方で練習すれば、かなりのレベルアップが期待できる。
北海道
 余市MH
  K50m
[散水]
自動
[専用リフト]
カート
[手続き]
教育委員会
[料金]
大会・7月末
 鹿角・花輪同様、バーンの斜度が緩いので手前に落ちても衝撃は少ない。
 下川同様、地元のJr.のレベルが高く、練習を見学するだけで大変勉強になる。自分が飛ぶだけでなく、このような機会が得られることも貴重である。
新潟
 妙高赤倉 MH K60m
[散水]
自動
[専用リフト]
ペアリフト
[手続き]

[料金]
小中学生650円
大人   1300円
6月中旬〜
MH大会 11月
 設備は新しく立派であるが、標高の高いゲレンデ内にあるので芝の傷みが気になるところである。
 花輪、余市同様、バーンの斜度が緩く、木島平、朝日のSHがしっかり飛べれば、小学生でも練習が可能である。
新潟
 小出
  K50m
[散水]
手撒き
[専用リフト]
なし
[手続き]
公園管理課
[料金]
大会・5月、10月
 小出公園の山の上にあり、スタートゲートからの眺めはすばらしい。
 カンテが高く、典型的な落下台である。Rがきついのでアプローチで腰が引かれがちである。ブレーキングトラックの芝が剥げており、注意を要する。