02 引っ越し  03 フジ1 フジ2 タチ ピー


祭の泡

二日目のみのFUJI ROCK FESTIVAL 02

03.9.20
今年のフジロックについてまとめるついでに、去年のフジロックの日記も抜粋してみました。
行くかどうかでずいぶん迷ってたみたいですが、今なら言える。
「行きゃあいいじゃん」

02.7.5 不快指数
蒸すなあ。肉まんのキモチがちょっとわかる気がする。

今日は、社長からボーナスについて発表。
何と、社員一律25%減。
一気にやる気も50%減。
っつうか、引っ越しどうするよ。金ないじゃん。
フジロックはあきらめるか…。キヨシロー&アッコちゃん、観たいんだけどなあ。
夏の予定はすべてリセット。くそー。

仕事をする気が起きず、同僚とどうでもいいことを話してばかり。
「中川家の兄(小さいほう)って、ゆずの岩沢(小さいほう)に似てない?」
どーでもいいな、ホント。

02.7.20 海か?山か?プールか? いやまずは本屋(byスチャダラ)
クーラーがないんだよ。
我が家は、もう10年以上クーラーなしの生活。じっとしているだけで、汗が出てくる。
で、家にいたくないから、渋谷をぶらつく。
若者たちでいーっぱい。そっか、今日から学生は夏休みか…。うらやましい。

パルコブックセンターで、新刊をチェック。
本屋はいいなあ、涼しくて。
マンガを買おうとレジへ行くと、なんかの番組の撮影をしてる。TBSだって。
レジ前の映像で、ショッキングピンクのTシャツを着てる男がいたら、多分それ、俺。

パルコ脇の映画館前に、すげえ人だかり。
あ、『ピンポン』か。えらく混んでる。
『青い春』ともども観に行くつもりだけど、こんなに混んでると萎えるなあ。

タワーレコードに、フジロック出演アーティストコーナーが。
でも、行きたくなっちゃうから観ない。
どうせみんな行くんでしょ。ぼかあね、もうあきらめたよ。金も宿もないからね。
家で、ひとりでCDでも聴いてるよ。
題して「ウチ・ロック・フェスティバル」。
クーラーないから野外とおんなじ。

02.7.26 では、行ってきます
なんか、結論をだらだらと引き延ばしてましたが、
土曜日のみフジロックに行くことになりました。
部屋探しも佳境に入っているのに、いいのんか?
こちらも、だらだら引き延ばし作戦ってことで。
プロジェクトD(だらだらの頭文字)。

今晩、これから、出発します。
虫よけスプレーと携帯灰皿は、どこにしまったんだっけ?
あー、早く川で遊びたい。

では、ごきげんよう。

02.7.28 踊って、跳ねて、歩き回って
ただいま、俺! おお、おかえり、オレ!
っつうことで、一日だけのフジロックから帰ってきました。汗びっしょりで、砂ぼこりでドロドロ。炎天下、踊って、跳ねて、歩き回って…。そりゃあ、疲れましたよ。32歳ともなれば。
でもね、行ってしまえば、音楽中年の血が騒ぐ。5つのステージを行ったり来たり、精力的に動いたもんね。
ちなみに、一応チラとでも観たり聴いたりしたバンドを数えると、9バンド。内訳は、こんな感じ。ちなみに、()内はステージの名前です。

●少年ナイフ(Red Marquee) まず一発目。そこそこに楽しい。そこそこってのが、少年ナイフっぽいな。
◆川遊び
●Ska Flames(Field of Heaven) 天国的気持ちよさ。砂ぼこりを蹴立てて、揺れる踊る。陽射しが強い。そうそう、野外はこうでなきゃ。うれしくって始終ヘラヘラしっぱなし。ビールを飲みまくる。
●The Music(Red Marquee) 途中3曲ほど聴いて、さっきのビールで眠くなり退場。
◆昼寝 Red Marquee横の広場で、The Musicを聴きながら。早くも疲れがどっと出て、しばらく動けなくなる。
◆川遊び
◆昼飯(タイカレー)
●Buffalo Daughter(Red Marquee) 初めの3曲聴いて、Green Stageへ移動。
●忌野清志郎&矢野顕子(Green Stage) スカタライツに心惹かれるも、結局こっちを選ぶ。お互いの曲を二人で演奏しながら、始終なごみムード。清志郎の練習不足が目立つ。にもかかわらず、「ひとつだけ」に涙。
◆川遊び
●JUDE(White Stage) ロックンロールはやっぱ燃える。ブランキーの曲もけっこうやってた。「全員でひっくりかえろうぜ」ってベンジー。意味わかんないけどカッコいい。
◆最後の川遊び Green Stageに向かう途中で陽水の「最後のニュース」が聞こえてくる。陽水もちゃんと観たかったな。
●PET SHOP BOYS(Green Stage) このステージで、日が暮れる。軽く観てからパティ・スミスに移動するつもりが、あまりの楽しさに最後まで離れられない。大ヒット曲大会に、甦る80年代。イカサマ興行師的なゴージャス感に踊り狂う。終ったら、すわGO WEST、じゃなくてRed Marqueeへ!
●Patti Smith(Red Marquee) 後半のみ観る。ド迫力な姐御。最初っから観たかったなあ。「カモーン」「ヘイッ!」「ワァーオ!」などなど、ドスの効いた声の力にやられる。こちらも、大ヒット曲大会だったみたい。
◆晩飯(豚メシ)
●The Chemical Brothers(Green Stage) 途中から観る。ペットボトルを振り回して、踊り納め。すごい人人人。パンツ一丁になってるおっさんや、いつの間にか浴衣に着替えた女の子、抱きあってる外国人、会場のあちこちで踊ってる。

とまあこんな感じでしたが、どのバンドがよかったとかってのは、この際、どうでもいい。
去年も思ったけど、あの、山の風の吹き抜ける空間が、トンボが飛び交う空間が、どこに行っても音楽が鳴っている空間が、音楽を愛する人たちが幸せそうな笑顔で集まってくる空間が好きなんだ。
ロックンロール、スカ、パンク、テクノ、思い思いの場所で、思い思いにみんなが踊っている場ってのは、とても気持ちがいい。もちろん、踊らないで芝生に寝そべってたり、ビール飲んでフラフラしてたり、川で遊んでたりするのも、また思い思い。
そう、川! 足を浸けてるとジンジン痛くなるほどの冷たさ。あの川、大好き!
「思い思いでかまわない」ってのは、とてもステキなことだと思う。しかもそこに、風景と音楽がある。そんな場所、そうそうない。
僕は、うれしくて笑ってばかりいた。

02.7.29 フジにまつわるエトセトラ
スカのライブって、その場で駆け足をするように足を蹴り上げながら踊りたくなる。Field of Heavenの砂ぼこり、すごかった。

ベンジー謎のセリフ。「全員でひっくり返ろうぜ」って言ったあと、「精神的に」って付け加えてました。ますます、意味わかんない。

清志郎の歌詞間違いや音程のズレをものともしない矢野顕子って、懐がでっかいなあ。

井上陽水のモノマネをするとき一番多く使われるのは、「最後のニュース」じゃないだろうか?
♪ムニャムニャムニャムニャムニャムニャムニャムニャなのぉ〜?
って感じで。

White Stripe、見忘れた。

「PET SHOP BOYSってもうボーイじゃないじゃん」とか言うけどさ、「少年ナイフ」なんて最初っから「少年」じゃないよ。

PET SHOP BOYSにさほど興味がなかった俺でも、歌える曲のオンパレード。
俺の後ろで、♪New Yorl City Boy〜 とかって大声で歌ってた男、たぶん俺と同世代だな。ベストヒットUSAとか、観てたでしょ。

パティ・スミスの「ピース!」って言う野太い声を思い出す。この人はきっと、力なきピープルの味方だ。そうに違いない。

去年は、いろんな人に苗場でばったり会ったんだけど、今年は会えなかったなあ。
土曜で人が多かったせいか? ビールで酔っぱらってたせいか? テンション上がって飛び回ってたせいか?
あ、スカフレイムスで踊りながら、麦わら帽子で俺をあおいでくれた坊主のアンちゃん、あんがとね。名前も知らないけど、ゴキゲンだったね、お互い。

「フジ、どのバンドがよかった?」って訊かれたら、「川遊び!」って答えることにしています。

03.9.20 大きくふたつに分類するとしたら
筋肉痛がまだ少し残ってる。
社会復帰に時間がかかってる。
余生を生きているような気分。
しかもなんだ、今日の暑さは。よどんでるよどんでる。
ああ、Field of Heavenで飲んだビールうまかったなあ。
って、すぐに現実逃避。
で、職場でも、フジロック話。
「ビール片手に野外でスカだよ、もう最高だよ」
「でも、炎天下、疲れない?」
「疲れるよ、そりゃあ。この歳になれば」
「へ? ふんどしになれば?」
ならねーよ。どーゆー聞き間違いだ? 男衆か?

『無敵の俳句生活』(俳筋力の会・編)って本を読んでたら、こんなとぼけたフレーズにぶちあたった。
「俳人を大きくふたつに分類するとしたら、顔の長い俳人と、そうでない俳人に分けることができる。能村登四郎は明らかに前者である」
これ、ミュージシャンにも言えるよね。で、パティ・スミスは明らかに前者。


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