<研究会の概要>
当研究会は、京都市と京都府の子どもに関係する各職種が虐待防止のために集い、互いに知識・技術の向上を図り、子どもの健やかな成長と親への適切な支援を行うネットワークづくりをめざして、平成9年3月に結成された。
案内を定期送付している数は、現在139名で、その職種は、医師・看護婦・保健婦・助産婦・弁護士・児相職員・家庭児童相談員・各種施設職員・保育所職員・教師・主任児童委員・児童委員・電話相談員・行政関係者・きょうとCAP会員・学生等と多岐にわたっている。
活動内容は、京都府市における虐待に関する情報提供、メンバーの相互交流、関係者に向けての啓発などであるが、本年度には関係者へのアンケート調査を実施した。
活動経過
☆ 平成9年3月22日、第1回総会(発足)
記念講演「虐待の実態〜臨床の現場から〜」
澤田 淳氏(京都府立医科大学教授)
講 演 「虐待によるトラウマとそのケア」
西澤 哲氏(日本社会事業大学助教授)
★ 平成9年9月13日、平成9年度南部例会
★ 平成9年9月20日、平成9年度北部例会
☆ 平成10年2月28日、第2回総会
記念講演「法医学と子どもの虐待」
反町 吉秀氏(京都府立医科大学)
記念講演「法律家から見た子どもの虐待」
石田 文三氏(大阪弁護士会)
★ 平成10年9月26日、平成10年度南部例会
★ 平成10年10月17日、平成10年度北部例会
☆ 平成11年3月6日、第3回総会
講 演 「京都弁護士会 子どもの権利委員会からのメッセージ」
安保 千秋氏(京都弁護士会)
講 演 「ホットラインから見た地域でのネットワークの必要性」
平田 佳子氏(児童虐待防止協会)
★ 平成11年9月11日、平成11年度南部例会
★ 平成11年9月18日、平成11年度北部例会
<ニュースレターの発行等>
総会及び例会にあわせて、ニュースレターを発行している(現在まで6号発行)。インターネットでも情報提供を行っている。
<アンケート調査の実施>
小児科医(275人)、保健婦(564人)、及び保育所(484園)・幼稚園(176園)に対し、以下のような設問でアンケート調査を実施。
@ 子どもの虐待の関心の有無
A 最近10年間における虐待発見経験、あるいは虐待を疑う症例経験の有無
B (経験有の場合)症例の概要(虐待の種類・発見時の年齢・その時の状態・家族状況・その後の対応、
他機関との連携等について)
C 今後必要な情報
整理・公表はこれからの段階であるが、結果の一部をニュースレターにて報告した。