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メインアキュームを含む高圧回路には、その端々にストップバルブがあり(ブレーキバルブ、ハイトコレクター、プレッシャーレギュレータ等)、必要が無い限り開かない。ただし、そのすべてが可動部をもつため、「地漏れ」は存在する。
ブレーキは「ブレーキキャリパーを動かす容積」だけLHMを持ち出した後は、それを補充する以上の流量損失はない。
この現象は、バルブの位置によって、この「地漏れ」が変化したものと考えられる。
ブレーキコントロールバルブの概念図
真ん中のグレーのバルブが左に動くとブレーキ配管に高圧が導入され、十分圧が入ると元の位置にもどる。配管の色はその圧力を示している。
フロントの場合、
赤:約170Kgf/cm~2
薄い赤:今回の場合、数十キロ以下と思われる。
薄い青:ほぼ大気圧。ブレーキの地漏れや、ピストンを戻した流量はここからもどる。
↓ これをモデル化すると..ブレーキを踏んでいる時
上の図を、一本の配管&真ん中に小さい穴の空いた隔壁と考える。
ブレーキを踏んでいる時と言うのは、高圧を遮る隔壁が2枚あるのと同じ。(バルブのシール面が2個所あると言う意味)
ブレーキを離している時
ブレーキを離している時は、高圧側はシールされているが、戻り側は常時開放である。
すなわち高圧は1枚の隔壁で遮られているのと同じ。(これが、ブレーキを踏まない時のほうが洩れる原理だと思うのですが、どうでしょう?)
2.なぜブレーキ断続していると、カチ音4回目に大量に流量消費したか?
ブレーキを断続しているとき、およそ60〜85cc/minの洩れ量だった物が、カチ音4回目に250cc/minに跳ね上がっている。理由はブレーキ配管以外のところが LHM を要求したからである。
ハイドロのブレーキは、フロントはメインアキュームを油圧源としているが、リアはメインアキュームから半独立しているリアサスシリンダーの圧力を油圧源としている。
これは「独立2系統I配管ブレーキ」と言われる物でハイドロ車の特徴の一つ。(通常の車では2系統X配管と呼ぶ)
今回の場合、1秒おきにブレーキを動かす為にフロントはメインアキューム、リアはリアサスからLHMを持ち出したのだが、同時にリアサスの供給源はハイトコレクター経由、メインアキュームである。
LHMを食われたリアサスは(圧力は変化しない為、)車高が下がる→リアハイトコレクターが作動、メインアキュームはワンショット25cc以上を車高上昇の為に別途供給したものと思われる。
(この時のカチ時間は5.88秒。1分になおすと200cc以上になってしまうが、この5.88秒に流れた「瞬間の流量」なので200cc流れたわけではない。)
また以上の事から、前記の60〜85cc/minの洩れ量(からいつも洩れている25ccを引いた流量)というのはフロントブレーキのみの漏れ量である事が分かる。