第3章

「最低車高から最高車高へ。なにが起こっているのか?」



システム内の油圧が完全に抜けている状態から、エクストラハイの状態にすると、どんどん車体が上昇します。シトロエンならではの光景ですね。さてこの時、油圧回路内ではなにが起こっているのでしょうか?(Xantiaの場合、1.5分くらいかかります。)ここではサスペンションが上昇するのに必要な圧力を90Kgf/cm^2と置いています。

HPポンプ発生圧

レギュレータ、アキューム

セキュリティーバルブ

ハイトコレクター

サススフェア、シリンダ

車高状態

80K以下

開放。(←同圧)

警告。サス回路断(←同圧)

開放

(←同圧)

最低

80K〜90K

開放。(←同圧)

警告消える。(←同圧)

開放

(←同圧)

最低

90K(が長時間続く)

開放。(90K)

(90K)

開放

(←同圧)

最高まで上がり続ける。(車高上げ時間はここまでの時間)

90K〜170K

開放。(←同圧)

(←同圧)

回路断

90K

最高(まだまだアキュームへの畜圧は続く。)

170K→約0K

アンロード゙回路機能(170K)

(170K)

回路断

90K

最高(待機状態完成。ポンプを切り離す。)

約0K→145K

(145K)再度蓄圧開始

(145K)

回路断

90K

最高(数十秒後再度ポンプに接続される。)
車高が上がりきる時間というのは、各部が完全に待機状態になるまでの時間ではなく、回路すべてが、車高を上げる為に必要な圧力になり、サスが伸び切るまでの時間というわけです。


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