第3章

Voice & Voice11/4作成



特注色のXantia かっこいいなあ...

金沢の小泉さんからいただいた写真です。

ホームページを作って以来、いろいろな方からメールをいただきました。本当にありがとうございます。その内容は Xantiaが好きだというもの、障害報告、質問,情報等多種にわたっています。

この中から問題ないものをいくつかをピックアップしてみました。(現在も懸案のままになっている項目もいくつかありますが..)いただいた方の転載許可等は取っていないので、少し抽象的に、テクニカルな部分のみ書きぬきました。(とても楽しいメールもあり、全文掲載できないのが残念です..)話題はできるだけ共有化していきたいと思っていますので、Xantiaオーナーの方は利用してみてください。

(偉そうに書いていますが、ほとんど右から聞いたものを左へ流しているだけです。ご質問等ありましたらいつでもどうぞ。)


走行中突然アイドリングが不調、エグゾーストパイプからはモクモクと黒煙が吐き出され、アクセルを踏んでも加速せずエンジンがただ唸っているという恐ろしい経験をした。(エンジン不調、エンジンかからない、ディーゼルのような煙等、類似事象と思われるもの5件)

この方は、原因は排気センサー(O2センサー)の不良によって、必要以上に濃い燃料が送られて、いわゆる”かぶった”状態になっていたとのこと、センサー交換により完治したそうです。ただし近い症状なのだが異常の検出ができないという人もいました。


XantiaはBXと比べるとほんとうに壊れない。シトロエンも進歩しているなという感じです。乗り心地も改善されていますが、ハイドラクティブも効いているのでしょうがそれよりもサスペンションシリンダの改善(ヒステリシスを持つようにしたらしい)の影響が大きいのではないでしょうか。

この件は裏が取れていません。が、ダンパーのディスクバルブのバンプ、リバウンドの特性が変わったのではと思います。ぜひ知りたい項目です。


 そこでXantiaBRKですが、とりあえず気に入っているには気に入っているのですが、周りの環境から、比較する対象が無く(かなりの田舎ですので……)ほんとにこれで良いのか、もっと良くなるのではないか等と考え、悶々とした日々を過ごしています。(多数)

わたしもそうです。(いまだに..)正常な状態を、オーナーもお店もわからない例が多数ありました。自分の車に不信感を持つ方は多いみたいです。また、走行フィーリングは1.5万キロ過ぎたあたりから、劇的によくなった経験をしたりしました。


ミドルポジションがハイポジションと同じである。(BXは違っていた。)(他2件)

うちのもそうです。CG長期レポートにも同様の車高計測結果があり、やはりそうなっていました。それで正常のようです。


ばねレートと減衰計算について(他1件)

実際のばねレートは理論値より多少高めに出るそうで、こればかりは走ってみるか、最近はやりのシミュレーションに頼らないと一筋縄ではいかないようです。フリクションも影響、サスのジオミトリ、ジョイントゴムの特性、リンクの干渉等があるからです。減衰力についてはそのうち計算します。(特に低ピストンスピード域について。)


Xantiaに乗って2年半になるのですが、新車の当初から左フロントサスの上部からLHMオイルがにじみでています。漏れているというレベルではなく、いつもサスの上部が湿っているといった感じです。ディーラー(matzuda)にはクレームで何度か修理を依頼し、ディーラー側では0(オー)リングがおかしいのではとのことで交換して貰ったものの、現在でも未解決のままです。最近ではディーラーも、ある程度は仕方がないという見解にかわってきています。

構造から見てみると、シリンダ上部にあるオイルシール(ダストシールが主目的)とそのすぐ下に「TOP BRG」と呼ばれる部分があって、ここにはOリングシール(溝に輪ゴムが入っていて、これは高圧が入るとその差圧で密着シールするもの)が内周、外周に1本づつ、計2本あるみたいです。話が細かくなるのですが、ここは、ストラット特有のロッドとシリンダのこじりを回避するために、わざと高圧を導いています。特に内周側は、その機能のため、斜めに溝が掘られ、Oリングも楕円で保持されています。金属バネのストラットサスの場合には、わざとスプリングオフセットを持たせている、その代わりの機能です。シリンダー上部のオイルシールには内圧に絶える能力はないので、2本のOリングのどちらかが駄目になると、にじんでくることになると思います。素人考えですが、シールがだめでなければ、溝に傷があるんでしょうか? どちらにしても自分では難しいところでしょうね。(ちなみにうちのXantiaのダストカバーをめくってみましたがにじみは確認できませんでした。)


ハイポジションからノーマルに戻し、車高が通常になった後、10秒ほどしてからいきなりハイポジションにジャンプアップする。その後ノーマルポジションに再び戻り、以降この現象は出ない。また、走行中信号待ちなどの停車時に前輪のみハイポジションとローポジションの上下動をかなりの勢いで繰り返す。その後走り出すとこの現象は止まる(ここ1ヶ月で2回あった)(他1件)

私はやはり電子制御が臭いと思っているのですが、方法としてソレノイドの通電センサーを自作するべく計画を立てている最中です。ただし、アンチシンキング(?)含めて、あやしいストップバルブが3個所ほどあるのでそのどこかが圧力的に干渉している可能性も捨て切れないところです。さて、どこが原因でしょうね。わくわくします。


シトロエンは、壊れやすいといううわさも聞きますし、それも中古だったら余計にということで思案しています。(多数の方からいただきました。)

早速ですが、耐久性の件、私の車に限って言えばほとんどメンテナンスは行っていません。普通の車のようにオイルを換えているくらいです。

車高が下がらない仕様になってからは、十分に圧が入らないまま発進という心配も無くなり、私が以前乗っていた国産車やゴルフ3 とくらべてもなんら遜色ない印象を持っております。(どちらかというと、持ち主のほうが過敏になっていて、チェックした結果「正常です」といったところです。)

ただ、人によっては初期不良に見回れた方もいらっしゃるようで、最初の半年は良く観察して、(アイドリング不良や警告ランプ点灯等)怪しいところはこまめに点検に出すほうが良いらしいです。

ということで、心配させるようなことばかり言っているみたいですが、 ABSセンサー、バッテリー、O2センサー、あたりが良くある事象のようでこれは、まともなお店なら知っているはずだと思います。逆にハイドロ関係の異常はあまり聞きません。(中略)

実際に注意するところは 1.補機ベルトテンショナーのリコールが完了しているか? 2.走ってみて、ハンドルに小刻みな振動が出ないか?(私の経験です。) 3.同、ブレーキに振動が出ないか?(人の経験です。) 4.シフトアップ時にキュッという音がしないか?(私は出ていないが、結構多い。) 5.当然事故はないか?(ラジエーターのステー(バルクヘッド)が樹脂カバーされているので見分けにくい。車高を上げてフロントバンパー下足回りの付け根 を一通り見てみれば大概わかると思います。)

直らない重大な故障は今のところ聞きません。***の一部や**のV6なんかと比較してはるかに信頼性が高いと思っています。(こちらはたまに直らないみたいなので。)


伏見さんのページのイラストのモデルはXantiaやXMのストラットだと思いますが、BXのと内部構造が違います。BXでは、3重構造になっていて、トップ・ベアリング(スライドベアリング)が接しているロッドに見えるものが、実はシリンダーの外側です。その中にさらにロッドが入っていて、これがピストン運動をしています。この形式だと、トップベアリングにかかる曲げを緩和する「油膜反力」が発生できないような気がするのですがいかがでしょう?

**さんのおっしゃるとおり、BXは、油膜による低フリクション効果は期待できない気がします。ただ、Xantiaで足回りの大幅なイアウト変更をしてあるのも確かで、ストレスが大きい構造になってしまったために、対策したのかもしれません。


ハイドロでは、左右関連があるのでロールに弱いように書かれていますが、そのような直接の油圧経路があります? 

なんか、前置きばっかりの教科書みたいなホームページですが、たまには面白いことも書こうと思っていますので、また見てやってください。ご質問の件ですが、左右関連のための連通油路というのはハイドロシステムの場合どうしても持ってしまう宿命にあります。フロントの車高調整バルブ(ハイトコレクター)は、フロントとリアに1個ずつしかありません。ここを通り過ぎたオイルは分岐して左右に供給されているのですが、単純な分岐なので圧力のセパレートは行われていません。すなわち、供給油路を通して、(ハイトコレクターを通らないで)左右はつながっているのと同じわけです。(同項目が書かれているページの左下の図、これからサスペンションレギュレータをとっぱらった状態です。)以上の関係から、スタビをはずしたハイドロは自立できません。左右どちらかに最大ロールしてしまうことになります。

これは、ロールを「スタビ」という「ばね」で(個別に)チューニングできることを意味し、そのため長い周期でうねるように走る車でありながら、ロール方向には比較的しゃきっとした(それでいて独特な感じのある)乗り心地になっているわけです。そういう意味でロールに弱いわけではなく、強い(強くも弱くも自由に設定できる)と言い換えても良いくらいです。

ただし、これも程度物で上下に柔らかいのに左右にガチガチではおかしな乗り物になってしまいます。(相応のバランスは存在します。)そこでハード、ソフトを切り替えるハイドラクティブの場合、ロール剛性も2段切替えにしたい!という欲求は当然出てきます。(それも、ハードモードのうちコーナー時のみ!そりゃ欲張りすぎというものです。)

以上のように考えてページを書きました。長文で失礼しました。(おわかりになりました?)今後ともよろしくお願いします。

P.S. XMにお乗りとのこと、素晴らしい車ですね。私にとってXMは、見てくれるお店が無かったので買えなかった車でした。(Xantiaは代わりに進められてはまったんです。)


たいへんトラブルの多い車で、次のトラブルがありました。 (1) ダイナモベルトテンショナ−破損(これはレコ−ルの対象ですが、ディ −ラ−からの案内前にトラブりました。**+市内でのトラブルだったの で助かりました。) (2) ABSトラブル(ブレ−キング時は常にABSが作動する状態でした) (3) バッテリ−アウト(クレ−ム交換対応、当初に搭載されていたバッテリ −はよくこの種のトラブルがあると言うことでした) (4) ワイパ−動かず。原因不明、リスタ−トで解決、たびたびあり。 (5) ブレ−キペダルの異音(何度か修理してもらっているが完治せず)

 (6) 運転席側電動シ−トのカプラ−が緩くすぐはずれるため、カプラ−交換. (7) オ−バ−ヒ−ト(山岳ドライブ時にエンジンストップ、原因はオ−バ−ヒ−ト、冷えればまたエンジンが復活するが、すぐまたオ−バ−ヒ−ト。 (8) 助手席側後部ドア付近のシミ−音、完治せず。・この車の先代のBX16TRSはけっこう当たりの車でしたが、この車は違うようです。大変手間のかかる車ですが、大変気に入っています。(95年式オーナー)

お一人から、詳しい障害報告をいただきました。一番詳しく、正確なものだと思います。95年式以降は製品の管理のクオリティーが上がったのかと思っていましたがそうとも言い切れないみたいです。


○メカのことはよく分かりませんが、低速で時々ごつごつした感じがするのは減点としても、何といっても高速での安定感です、150〜160km/hで走ると本当に気持ちがよく、足回りの特性が満喫できます。ということで結構気に入ってます。

○高速に乗ったときの「あれ!? このクルマ、揺れない!」という感激を鮮明に覚えてます。これで、長持ちしてくれれば言うことなし!!(他多数)

まったく。たまりません。


レポートの中で車高がノーマルより高かったとありますが、調整はどのくらいできるのですか?私の車は納車の時から異常に車高が高くラリー車のようです。カタログのようにはいかないでしょうが、低くかまえた姿勢にする事は可能ですか?他車はどうなんでしょうか?もし調整したとしたら乗り心地はローポジションのように悪化しますか?是非教えて下さい。

まず、車体調整の方法ですが、95年までのマニュアルに記載されている方法だと、地面からフレーム下面(車体下側)を測定することになっています。これはどういう事かというと、柔らかいタイヤを間に挟んでの寸法管理なので、最初正確にあわせてもアバウトになりがちということです。(積載荷重、ガス量、タイヤ銘柄、その他で簡単に変化してしまう。)いろいろな条件によって左右される数字なのであまり気にするなといわれたことがあります。(気に食わなかったのでチェックしてもらった結果、我が家の奴はほんの少し高めとなっていました。見た目はすごく高かったです。)(ちなみに、96からタイヤ外形が変化したため既存の方法が使えなくなり、車高は「タイヤの高さを実測」して算出するように変わりました。これは95に対しても汎用性のある計算式です。参考まで)

95までの基準値(185/70R14)フロント;155+7/-10リア;420+7/-10 でどちらも17mmの調整範囲を持っています。(これは見た目にすごい差ですね)

体感上の乗り心地ですが、低くしてからのほうが若干ですが乗り心地が良くなった気がします。サスペンションの軌跡の影響かとは思いますが、すごく小さな差に過ぎません。(まあ、少なくとも悪くはならないという感じ。)


ATFについて。(うちわの会話の抜粋)

参考になればですが、(デキシロン3の件、あまり詳細な情報を握っているわけではありません。)オイルの基油がメーカーによって違うというのはたまにあるみたいで、メーカー純正のMTFには混ぜちゃいけないものがあると聞いたことがあります。最近の改質の方向としては、(特にメーカー純正の場合、)低攪拌低燃費対策(低粘度化)が大きな部分を閉めているので、D3の件もチューニングがずれて変速タイミング等の商品性が多少落ちる可能性はあると思います。(普通は静μ動μ性能改善等で良くなるとは思いますが。)しかし、それによって壊れることはないんじゃないかと思うんですけど..どうなんでしょうね。当てにならない先輩は以前同じ質問に対して大丈夫じゃないか?といっていましたが..(これじゃあCMLにはかけませんね)と余談でした。(ちなみに私はカストロールのデキシロン3を入れています。入れて直後は変速ショックが改善されました。


リコールの件わかりますか?

リコールの件ですが、補機のベルトテンショナー部(テンションスプリング)が摩耗して駆動できなくなるというものです。(ハイドロ、ブレーキ、パワステや、エアコン、ダイナモをすべて一本で駆動しています。)対象車:95/4から96/4までに生産されたAT車 対象車台番号:Xantia SX / V-SX VF7X17B00027B5602〜037B0678 Xantia Break VF7X15E00005E0019〜005E2414


他社のアクティブサスとの比較面白いかも。

日産ということは油圧式ならインフィニティー、空圧式ならセドリックでしょうか。アクティブサスはどこのメーカーも一度は手がけたい夢なんでしょうね。インフィニティーならXantiaと同形式のポンプですが、フルアクティブ制御ということで消費エネは多そうですね。一通りXantiaを舐めたら試してみても良いかもしれません。


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