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太宰治作品のコトバ

 2006 ……


 

2006年5月25日(木) [作品] [初出]『鷭』昭9年春号

    

   

役者になりたい。

    

    

 

2006年5月18日(木) [作品]新釈諸国噺/貧の意地 [初出]『文芸世紀』昭19年9月号

    

   

弱気な男といふものは、自分の得にならぬ事をするに当つては、時たま、このやうな水際立つた名案を思ひつくものである。

    

    

 

2006年5月11日(木) [作品] [初出]『鷭』昭9年春号

 

 

お前は嘘がうまいから、行ひだけでもよくなさい。

    

    

 

2006年5月4日(木) [作品]お伽草紙/瘤取り [初出]筑摩書房刊・昭20年10月

    

   

このやうに、所謂「傑作意識」にこりかたまつた人の行ふ芸事は、とかくまづく出来上るものである。

    

    

 

2006年4月27日(木) [作品]「『晩年』に就いて」 [初出]『文筆』昭13年2月号

    

   

あのね、読んで面白くない小説はね、それは、下手な小説なのです。

    

    

 

2006年4月20日(木) [作品] [初出]『知性』昭15年1月号

    

   

さうして私はいま、なんだか、おそろしい速度の列車に乗せられてゐるやうだ。

    

    

 

2006年4月13日(木) [作品]女人創造 [初出]『日本文学』昭13年11月号

    

   

男は、女になれるものではない。女装することは、できる。

    

    

 

2006年4月6日(木) [作品]めくら草紙 [初出]『新潮』昭11年1月号

    

   

私は、死ぬるとも、巧言令色であらねばならぬ。鉄の原則。

    

    

 

2006年3月30日(木) [作品]新釈諸国噺/貧の意地 [初出]『文芸世紀』昭19年9月号

    

   

駄目な男といふものは、幸福を受取るに当つてさへ、下手くそを極めるものである。突然の幸福のお見舞ひにへどもどして、てれてしまつて、かへつて奇妙な屁理屈を並べて 怒つたりして、折角の幸福を追ひ払つたり何かするものである。

    

    

 

2006年3月23日(木) [作品]道化の華 [初出]『日本浪曼派』昭10年5月号

    

   

作家は、おのれのすがたをむき出しにしてはいけない。それは作家の敗北である。

    

    

 

2006年3月16日(木) [作品]パンドラの匣 [初出]『河北新報』昭20年10月22日〜昭21年1月7日

    

   

ああ、あれも、これも、どんどん古くなつて行く。

    

    

 

2006年3月9日(木) [作品]思ひ出 [初出]『文学界』『海豹』昭8年4〜7月号

    

   

私には十重二十重の仮面がへばりついてゐたので、どれがどんなに悲しいのか、見極めをつけることができなかつたのである。

    

    

 

2006年3月2日(木) [作品]東京八景 [初出]『文学界』昭16年1月号

    

   

私は、やはり、人生をドラマと見做してゐた。いや、ドラマを人生と見做してゐた。

    

    

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