太宰治作品のコトバ2007 …… 夏 |
| 2007年8月23日(木) [作品]座興に非ず [初出]『文学者』昭14年9月号
ひとがぼつとしてゐるときには、ただ圧倒的に命令するに限るのである。
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| 2007年8月16日(木) [作品]美少女 [初出]『月刊文章』昭14年10月号
私は、ものを横眼で見ることのできぬたちなので、そのひとを、まつすぐに眺めた。
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| 2007年8月9日(木) [作品]ア、秋 [初出]『若草』昭14年10月号
秋は、ずるい悪魔だ。夏のうちに全部、身支度をととのへて、せせら笑つてしやがんでゐる。
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| 2007年7月26日(木) [作品]グッド・バイ [初出]『朝日評論』昭23年7月号
獲物は帰り道にあらはれる。
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| 2007年7月5日(木) [作品]斜陽 [初出]『新潮』昭22年7〜10月号
「しくじつた。惚れちやつた。」とそのひとは言つて、笑つた。
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| 2007年6月28日(木) [作品]美男子と煙草 [初出]『日本小説』昭23年3月号
私は、泣きべその気持の時に、かへつて反射的に相手に立向ふ性癖を持つてゐるやうです。
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| 2007年6月21日(木) [作品]斜陽 [初出]『新潮』昭22年7〜10月号
恋、と書いたら、あと、書けなくなつた。
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| 2007年6月14日(木) [作品]桜桃 [初出]『世界』昭23年5月号
いや、家庭に在る時ばかりでなく、私は人に接する時でも、心がどんなにつらくても、からだがどんなに苦しくても、ほとんど必死で、楽しい
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| 2007年6月7日(木) [作品]おさん
[初出]改造』昭22年10月号
気の持ち方を、軽くくるりと変へるのが真の革命で、それさへ出来たら、何のむづかしい問題もない筈です。
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