きのう読んだ本
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2006.11.15 を、11月14日22時40分、自宅で読了しました(『群像』2006年11月号[評論一挙掲載200枚])。 太宰治の『人間失格』を中心に、太宰の作品から井伏鱒二との関係を読み解こうとする著作。作品を作品外の現実と強引に結びつけているため、作品からどんどん離れてしまっているという印象を否定できなかった。
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2006.11.8 を、11月7日12時40分、ガスト(豚しゃぶ和膳とコーヒー798円)で読了しました(2006年8月17日集英社新書・693円)。 著者は憲法九条を、世界に類のない「突然変異の珍品」として、世界遺産とするにふさわしいと述べている。日本国憲法は日本とアメリカとの合作という以上の、理想という意味合いをもっていると語る二人の話に、興味をそそられた。
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2006.11.6 を、11月5日12時40分、自宅で読了しました(2005年4月1日新潮社刊・1470円)。 自分のことを生きるのが下手だと考えている、古道具屋でアルバイトをしている若い男女は、自分たちの恋愛をぎくしゃくしたものとしか感じることができない。しかし三年後に、同じ会社で社会人として再会したとき、二人は自分の気持ちから距離をおいた、大人の恋愛感情を持つことができる。話の筋は自然だが、作品全体にコントラストがなく、どうしてもリアリティを感じることができなかった。
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2006.10.7 を、10月6日12時40分、バーミヤン(チャーハンとコーヒー693円)で読了しました(原口まつ子訳、2006年7月10日光文社文庫・720円)。 2001年9月11日に、自爆テロによって墜落した航空機の、乗員乗客の機内での様子などをインタビューによって再現した本。死者を語ることは、生者のために必要だということがよく分かる。
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2006.9.26 を、9月25日23時00分、自宅で読了しました(1979年12月3日審美社刊)。 太宰治の近くに住み、太宰と交友のあった著者による、太宰の人と作品に関する本。太宰の死の直後から、15年の間に書かれたもので、近くにいた者特有のべっとりとした感じもなく、15年の歳月がさらに、距離をおいて太宰を見させている様子がよく分かる。
▲『無頼派の祈り』は絶版ですが、サイト「日本の古本屋」で見つけることができるかもしれません(2006年9月25日現在:21件あり)。
2006.9.25 を、9月23日22時20分、自宅で読了しました(1981年6月30日朝日新聞社刊)。 著者は明治生まれの79歳(執筆時)。老いることの難しさが、本音で語られている。「年寄りは、恒常の気持ちを日々もちつづけることが難しい。」「積極的にすること、したいと思うことは口に合ったものを食べたいということだけだ。」「子供がおもちゃを弄ぶように、その日その時の気散じの快楽が必要なのだ。」、と。こういうことは多分、老いてみないと分からないのだと思う。
▲『銀の座席』は絶版ですが、サイト「日本の古本屋」で見つけることができるかもしれません(2006年9月25日現在:31件あり)。
2006.9.8 を、9月7日00時20分、自宅で読了しました(青木薫訳、2006年6月1日新潮文庫・820円)。 数学の核心は完全な証明にあり、一度証明されると永久に証明されること、また手で触れ、目で見ることができる世界とは、まったく違う世界であることをこの本は教えてくれる。そして、フェルマーの最終定理の証明に、日本人が大きく関係していることを知り、興味がそそられた。
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2006.8.18 を、8月17日19時40分、自宅で読了しました(2005年12月26日編集工房ノア・3,150円)。 この、太宰治の『パンドラの匣』の底本となった日誌を読むと、太宰は『パンドラの匣』で、この日誌に描かれている主人公のような性格(あるいは日誌を書いている人物のような性格)を、みずからの力で否定していく人物を描こうとしていたことがよく分かる。
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2006.8.15 を、8月14日22時30分、自宅で読了しました(1994年8月1日カタログハウス刊)。 読売新聞に掲載された、大正時代の身の上相談を集めたもの。身の上相談が大正時代に登場した背景には、時代の変化によって、「身の上」を自分で決定できる自由度が高くなった分、「悩み」も多くなったという事情があるのかもしれない。大正時代の「お悩み」と「お答え」、現在読んでも充分に面白い。
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2006.8.11 を、8月10日23時40分、自宅で読了しました(2006年7月10日ちくま新書・756円)。 自閉症の問題を、生活や人との関係の中に置いて考察しているため、誰もが持っている普遍的な問題(配置や順番や規則性や記憶のことなど)として、おもしろく読むことができた。 |