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 きのう読んだ本

181‐190-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 

2007.12.6
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190 齋藤孝『コメント力』

を、12月5日21時10分、自宅で読了しました(2007年6月10日ちくま文庫・504円)。

コメントとは短い言葉による、本質をついた発言のことで、コメントする対象の変化・違いに敏感にならなければならないと、著者は述べている。そして、コメントを求められているときは、見識の深さを問われているのだ、とも。実例を挙げながら、「コメント力」を鍛える方法を提示しており、実用的な本としても使える。

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2007.12.3
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189 古田敦也、周防正行『古田式』

を、12月2日23時20分、自宅で読了しました(2001年5月1日太田出版刊・1260円)。

素振りを1000本やるより、松井秀喜のフリーバッティングを10分見ていたほうが絶対勉強になると語り、打ち取っていたほうが多くても、打たれた印象ばかり残ってしまうので、記録を書き留めておくことが必要だと語る、古田敦也の話に共感しながら、一気に読み終えた。

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2007.11.30
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188 佐多稲子『灰色の午後』

を、11月29日20時50分、自宅で読了しました(1999年6月10日講談社文芸文庫)。

主人公夫婦の関係が、昭和10年代の時代状況を映す鏡のように、出口のない息苦しさの内に描かれている。この息苦しさはまた、作者の粘りつくような描写によると感じさせ、それが何ともいえない魅力となっている。

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2007.11.27
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187 築山節『フリーズする脳』

を、11月26日21時40分、自宅で読了しました(2005年11月10日NHK生活人新書・693円)。

「話しかけられたとき反応できない」「話を聞いた直後に内容が頭から抜け落ちている」「人の話を理解できない」などということを、著者は脳がフリーズした状態だと述べている。そして、それは脳の偏った使い方から生じた、思考系(前頭葉)に対して感情系(大脳辺縁系)が優位になっている状態で、20代、30代の若者にまで広がっているという。脳を正しく使い続ければ、何歳になっても脳は正常であり続けるとして、その処方箋を示している。実感として、納得できる考え方だと思えた。

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2007.11.23
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186 吉本隆明『よせやぃ。』

を、11月22日22時40分、自宅で読了しました(2007年9月30日ウェイツ刊・1890円)。

日本のような先進国では、革命の方法が誰にも分からないが、構想力を持つ人が増えるだけで、何もしなくても社会は変わっていくと、著者は述べている。そして、大勢より一人の方が粘れる、とも。そんな言葉に、勇気づけられたような気がする。

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2007.11.20
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185 佐多稲子『私の東京地図』

を、11月19日21時20分、自宅で読了しました(1989年8月10日講談社文芸文庫)。

自伝的作品。東京の街の風景と人物が、手で触れることができそうな、間近な距離から描写されていることが、この作品の独特な魅力となっているような気がする。

▲『私の東京地図』は絶版ですが、サイト「日本の古本屋」で見つけることができるかもしれません(2007年11月20日現在:4件あり)。
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2007.11.18
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184 斎藤孝『段取り力』

を、11月17日16時10分、自宅で読了しました(2006年11月10日ちくま文庫・504円)。

「段取り力」を鍛えれば、人生の危機をかなりの確率で回避できると、著者は書いている。それは人間性を変えるといった大きなことではなく、自分の成功体験にもとづいた、自分の中にある「段取り力」に気づき、それをすべての活動に生かすことだと言う。そして、やる気は「段取り力」の中から生れると説いている。経験的にも、共感できる考え方だと思える。

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2007.10.28
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183 斎藤孝『質問力』

を、10月27日20時10分、つくばエクスプレスの車中で読了しました(2006年3月10日ちくま文庫・504円)。

聞くことは大切だが、その後に発する質問によって、どれだけ深く聞いていたかが測られると、著者は述べている。そしていちばん大事なことは、「問いを作ること」だとして、そのための様々な技が示されている。その「技」はもちろん、人間や社会に対する著者の確かな洞察力に支えられているため、著者の言う「社会で生き抜く力」になると思える。「技」を修得するためにも、くり返し読んでいきたい。

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2007.10.16
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182 吉本隆明『定本 言語にとって美とはなにか(2)』

を、10月15日22時40分、自宅で読了しました(1990年9月10日角川選書)。

著者はこの本の中で、「問題の提出の仕方だけが、理論にとってはいつも未知数のものとしてある」と述べた上で、「既知の幅のなかにある問題の提出の仕方をとらなかった」ことが、この本の企てが他と違う特徴だと書いている。「問題の提出の仕方」が、私には難解過ぎて咀嚼しきれなかったが、「問題の提出の仕方だけが、理論にとってはいつも未知数のもの」という言葉については、いつか咀嚼できるようになりたいと思う。

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2007.10.14
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181 丸谷才一・鹿島茂・三浦雅士『文学全集を立ちあげる』

を、10月13日11時30分、山手線の車中で読了しました(2006年9月30日文藝春秋刊・1575円)。

世界文学全集は、1989年の集英社のものを最後に刊行されていないという。この本は、世界と日本の文学全集を現在編んだとして、そこに入れるべき作品は何かについて語り合ったもので、挙げられている作品に対して読書欲をそそられた。

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