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 きのう読んだ本

21‐30 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 

2004.12.27
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30 佐野眞一『東電OL殺人事件』

を、12月26日15時50分、自宅で読了しました(2003年9月1日新潮文庫・705円)。

読み出したら、やめられない。重い問題を扱っていながら、不思議と暗い気分にさせない。ただ、被害者の昼の顔(東電や家族の日常)に、あまり触れられていないのが物足りなく感じさせる。

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2004.12.24
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29 田原総一朗『連合赤軍とオウム』

を、12月23日18時15分、自宅で読了しました(2004年9月8日集英社・1900円)。

連合赤軍やオウムのことを、他人事としてではなく、また善悪の問題からはいったん離れて、関係者などにインタビューした本。問い続けることだけに意味があるのだという、著者の確信が伝わってくる。

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2004.12.20
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28 佐野眞一『私の体験的ノンフィクション術』

を、12月18日18時15分、自宅で読了しました(2001年11月21日集英社新書・680円)。

ノンフィクションの書き方や裏話を述べたものだが、ノンフィクションに限らず、何かを始めようとするときの方法として読むことができる。そして何よりも、著者のノンフィクションを読んでみたくなる。

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2004.12.19
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27 吉本隆明・糸井重里『悪人正機』

を、12月18日15時20分、近くにあるH川のほとりで読了しました(2004年12月1日新潮文庫・540円)。

余分なものを削ぎ落とした率直な話に、うなずきっぱなしだった。文庫本になって、新しい話が30ページ分追加されているのも嬉しい。聞き手の糸井重里の質問力で、読み応えのあるものになっているのだと思う。

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2004.12.12
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26 カフカ『城』

を、12月11日21時50分、自宅で読了しました(池内紀訳、2001年4月5日白水社刊『カフカ小説全集3』に収録・2900円)。

見知らぬ町で、どうしても目的にたどり着けない人物の物語。本人には深刻でも、本人以外には滑稽に見えてしまう、そんな夢の中にいるような気分にさせられる。

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2004.12.7
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25 小谷野敦『評論家入門』

を、12月5日17時30分、自宅で読了しました(2004年11月10日平凡社新書・760円)。

小林秀雄と柳田國男は非論理的な文の源流、梅棹忠夫の『文明の生態史観』はトンデモ本、吉本隆明の『共同幻想論』は当たり前のことを言っているだけ、フロイトなどの精神分析は二十世紀最大のインチキ学問と断じる、刺激的な本である。プロの物書きとしての本音も、私のような事情を知らない者には興味津々だった。

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2004.12.5
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24 佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』

を、12月5日01時15分、 自宅で読了しました(2004年6月1日新潮文庫(上)(下)・各667円)。

面白くて、夢中で読んだ。本をとりまく状況が、すごいことになっているのを知り、眼からウロコが2、3枚ぱらぱらと落ちた気分である。本や本屋の見方を、ガラリと変えてくれる。

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2004.11.29
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23 岡本太郎『迷宮の人生』

を、11月28日17時10分、自宅で読了しました(2004年2月29日アートン刊・1200円)。

自分の心の内にそれぞれの迷宮を、創り続けることが生きることだと、熱く語る作者の熱気を少しもらった気がした。

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2004.11.25
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22 村瀬学『『人間失格』の発見』

を、11月23日17時40分、喫茶店D(コーヒー・デルガゴ500円)で読了しました(1988年2月25日大和書房刊)。

太宰治の『人間失格』の構造を解明しようとしたもので、文学を語るようには語られていないことが魅力である。『人間失格』を読み解こうとするとき、真っ先に読まれるべき本だと思う。後半の、先行する『人間失格』論に対する論評も、読み応えがある。

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2004.11.23
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21 沖浦和光『幻の漂泊民・サンカ』

を、11月22日21時00分、自宅で読了しました(2004年11月10日文春文庫・657円)。

三角寛の『サンカの社会』は創作で、サンカは日本列島の先住民ではなく、江戸末期の飢饉によって山に逃れた人々だった、という記述を興味深く読んだ。しかし、三角寛はなぜそんな創作をしたのか、そしてその三角論文になぜ博士号が与えられたのか、謎は残る。

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