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 きのう読んだ本

51‐60 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 

2005.5.21
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60 ジョイス『ダブリン市民』

を、5月20日18時50分、喫茶店D(コーヒー・デルガゴ500円)で読了しました(安藤一郎訳、新潮文庫・620円)。

十五の作品からなるが、死んだ恋人の面影を胸に秘めてきた妻の愛によって、この世の欲望にとらわれている自分を発見する「死せる人々」のほかに、印象に残るものはなかった。

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2005.5.16
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59 小浜逸郎『「男」という不安』

を、5月15日14時00分、JR川越線指扇駅前のミスタードーナッツ(タンタン麺+オールドファッション+アメリカン・640円)で読了しました(2001年4月27日PHP新書・693円)。

そうだそうだと、共感しながら読んだ。「男らしさ」「女らしさ」というのは、男と女の生理的自然に根差していて、男と女のエロスの成立にはそれが必要だ、と。この著者の本にはいつも爽やかさを感じるが、それは実感を手ばなさず、現実をまっすぐ見ているからだと思う。

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2005.5.13
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58 三戸裕子『定刻発車』

を、5月12日21時00分、自宅で読了しました(2005年5月1日新潮文庫・620円)。

日本の鉄道が、時間に正確に発着する理由を追った本で、短時間にたくさんの人を運ぶためには定刻発車が必要なことを理解させてくれる。冷静な分析が説得力を持っている。

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2005.5.6
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57 佐野眞一『遠い「山びこ」』

を、5月5日21時10分、自宅で読了しました(2005年5月1日新潮文庫・700円)。

『山びこ学校』の無着成恭と43人の教え子たちの、四十年後の姿を発掘した大作で、読み出したらやめられなくなる。ドラマが終わったところから、現実は始まるということを教えてくれる。

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2005.5.5
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56 城山三郎・平岩外四『人生に二度読む本』

を、5月4日21時10分、自宅で読了しました(2005年2月20日講談社刊・1500円)。

漱石の『こころ』やヘミングウェイの『老人と海』など、12の文学作品を読みなおして語りあったもので、78歳と91歳の若々しい語り口に、読書欲がおおいに刺激された。

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2005.5.3
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55 山岸外史『人間太宰治』

を、4月30日20時00分、自宅で読了しました(1962年10月20日筑摩書房刊)。

太宰と親交のあった著者が、太宰をその死後に回想したものだが、こういう本を読むと、著者のイメージしている太宰像が描かれているだけだと、割り切るしかないように思えてくる。

この本の書評はこちらです

▲『人間太宰治』は絶版ですが、サイト「日本の古本屋」で見つけることができるかもしれません(2005年5月3日現在:多数あり)。
「日本の古本屋」はこちら
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2005.4.29
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54 舞城王太郎『阿修羅ガール』

を、4月29日13時50分、自宅で読了しました(2005年5月1日新潮文庫・580円)。

スピード感のある文体と、主人公の女子高生の停滞した内面とのアンバランスが、深刻でも滑稽でもない、変な気分にさせる。

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2005.4.25
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53 谷崎潤一郎『鍵・瘋癲老人日記』

を、4月24日14時30分、自宅で読了しました(新潮文庫・620円)。

妻に翻弄される五十六歳の夫(『鍵』)と、嫁に翻弄される七十七歳の老人(『瘋癲老人日記』)の姿が描かれているが、母性に抱擁され、無限に許されたいという希求が、性的な欲望となって現れていると感じさせる。不思議な世界だが、共感しながら読んだ。

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2005.4.19
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52 群ようこ『鞄に本だけつめこんで』

を、4月18日23時45分、自宅で読了しました(1987年10月15日新潮社刊)。

日常的な話題といっしょに、24冊の文学作品が取り上げられているが、日常的な出来事と同一平面で論じられているために、文学が平べったくなってしまっているように感じられる。

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2005.4.12
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51 糸井重里監修『オトナ語の謎。』

を、4月11日20時50分、自宅で読了しました(2005年4月1日新潮文庫・580円)。

ざっくりした話だなぁ」のようなオトナ語が、この本にはたくさん収集されていて、よく使う言葉やよく聞く言葉にはつい反応してしまう。使いたいときにも聞いたときにも役に立つ、実用的な辞書である。

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