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◆メルマガ『太宰治情報』◆ 第 16号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 太宰治情報(月刊) ■2007年8月3日(金)第16号■[発行部数 48] -------------------------------------------------------------------- 【1】はじめに 【2】ホームページ『太宰治論』7月更新分 ・太宰治に関する情報 ・太宰治作品のコトバ ・きのう読んだ本 ・太宰治関連最新ニュース 【3】後記 【4】おまけ(太宰治作品のコトバ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※バックナンバーはこちらです。 >> http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/melmaga.html □────────────────────────────────□ 【1】はじめに □────────────────────────────────□ ○ホームページ『太宰治論』の北田です。 メールマガジン『太宰治情報』第16号をお届けします。 ○トウモロコシは好きです。 簡単に美味しく食べる方法です。 皿にトウモロコシを乗せて、 ラップをかぶせ、電子レンジでチンするだけです。 一本、だいたい4分30秒、おすすめです。 ○では、『太宰治論』の7月更新分からです。 □────────────────────────────────□ 【2】ホームページ『太宰治論』7月更新分 □────────────────────────────────□ ▼太宰治に関する情報 ・中島京子氏・太宰治新潮文庫17冊を一気読み ・『太宰治研究』15号発行 http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/joho.html ▼太宰治作品のコトバ ・グッド・バイ ・斜陽 http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/cotoba07sm.html ▼きのう読んだ本 ・杉下守弘『言語と脳』 http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/dokusho180.html ・正高信男『父親力』 ・土居健郎『「甘え」の構造(増補普及版)』 ・正高信男『ヒトはなぜヒトをいじめるのか』 ・吉本隆明『吉本隆明 自著を語る』 ・永瀬隼介『19歳』 http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/dokusho170.html ○正高信男は『父親力』で、子どもの社会化は父性の役目だと述べていま すが、それを動物としてのヒトの記憶の仕組みから、筋道をつけて説明し ていることが新鮮でした。私なりに単純化すると、こんな筋道になります。 (1)幼い頃の嫌な記憶はずっと残る(動物として) ↓ (2)体験は言語を介して刷り込まれる(人間として) ↓ (3)子どもの社会化には父親の言葉が効果的 まだ仮説かもしれませんが、興味深いものを感じます。 (1)は、「嫌なことだけが記憶に残る。それはヒトの子が幼少期を安全に 乗りきるために、生物として、いまなお保有する遺伝的資質」のこと(26 ページ)で、(2)は、実際に体験した個人の具体的な記憶(エピソード記 憶)はそれが子どもに語られることが必要で、実際に体験していなくても、 語られることにより記憶になるらしいということ(68ページ)。さらに、 (3)は、家の外の危険について話すのは、父親の言葉のほうが効果的であ るということ(81ページ)。 つまり、幼い頃の嫌な記憶がいつまでも残るのは、動物としての必要性か らだとしても、幼少期の具体的なエピソード記憶は言葉で語られることで 刷り込まれ、さらに、子どもの社会化には父親の言葉のほうが効果的であ るといいます。 現在発生している、さまざまな子どもの問題は、 動物としての記憶→人間(個体)としての記憶→個体の社会化(父性)、 という筋道に対し、著者のように「個体の社会化」が父性の欠如によって 妨げられている結果と考えると、「子どもの問題」はもう少し、広い問題 として考えられるような気がします。 ▼太宰治関連最新ニュース ・“太宰の宿”観光拠点に/外ケ浜(2007年7月18日 東奥日報) ・太宰の原点紹介 札幌で企画展(2007年7月1日 北海道新聞) http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/news.html □────────────────────────────────□ 【3】後記 □────────────────────────────────□ ○メルマガは当面、月1回の発行を予定しています。 〇梅雨は明けましたか。こちら(関東南部)ではまだです。 少し前から、梅雨空ではなくなっているのですが。 今年はアブラゼミが、いきおいよく鳴いています。 にぎやかで、いいですね。 次号は9月の上旬に発行する予定です。 お元気で、ではまた。 □────────────────────────────────□ 【4】おまけ(太宰治作品のコトバ) □────────────────────────────────□ ◎「狂言の神」より 『笑ひながら厳粛のことを語る。』 ◎「女の決闘」より 『書き出しの巧いといふのは、その作者の「親切」であります。』 ◎「右大臣実朝」より 『男ハ苦悩ニヨツテ太リマス。ヤツレルノハ、女性ノ苦悩デス。』 -------------------------------------------------------------------- ◆ ホームページ『太宰治論』 http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/ ◆ ブログ『太宰治・作品のことば』 http://dazaiosamu-kotoba.seesaa.net/ ◆ ご意見・ご感想はこちら(メールフォーム) http://www007.upp.so-net.ne.jp/dazai-kitada/mailform.html ◆ このメルマガの解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000192171.html -------------------------------------------------------------------- |