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 埋草コラム

2000.9.20
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『風俗の人たち』はオモシロイ
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男と女のこと、
いいかえれば性のことを意識しない日は、
まずないといっていい。

永沢光雄著『風俗の人たち』(ちくま文庫)を読んで、
私などのうかがい知ることのできない、
「風俗」の世界に対する興味をかきたてられた。
そして、
理解できない性のかたちなどないのではないかと、
腹の底から納得した。
共感したと言った方がいいかもしれない。

たとえば、
SMクラブ
(客の男はほとんどがMだそうです。)
女装プレイ
(女装してブサイクな男ほど外に出たがるらしい。)
ダッチワイフ
(面影ちゃん15万8千円、影美ちゃん19万2千円。)
幼児プレイ
(0歳から4歳の赤ちゃんになりたがる
男の客がほとんどだそうです。)
など、
「ヘンタイ」と言われそうなものばかりだが、
この本のおかげで、
「ヘンタイ」にすら共感できる自分を発見できた。

もっとも、
どれにでも共感できるということは、
性的にノーマルなことを証明しているだけだから、
大した発見ではないかもしれないが。


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永沢 光雄

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つげ義春「紅い花」レコードをGet!
               (山永さんのメールから)

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このコーナーでつげ義春のマンガに触れたところ、
山永さんという方から
とても興味深いメールをいただきましたので、
ご紹介します。

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> つげ義春、私も好きです。
> もう10年くらい前になるでしょうか、
> 「探石行」
> 現代にあってあんなせつない場末の雰囲気の
> 漫画が描けるなんて、すごいと思います。
> あの漫画の中で、夫婦が
> 「私達、この広い宇宙の中で
> 身寄りも無く孤立しているみたい」
> というふうなセリフがあって、
> なんだかジーンとしてしまったのを憶えています。
>
> そのまた昔、
> 「紅い花」という漫画をモチーフにした
> 「紅い花」という曲があったのをご存じですか。
> 25年ほどまえ、
> ラジオから流れていたそのレコードを買おうと
> 地方都市の店を
>かたっぱしからさがしたけど見つからず、
> 買いそびれたまま今まで25年間、
> こと有るごとに探して来ましたが、
> 先日yahooオークションで手に入れました。

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25年間もレコードを探し続けてこられた
というのもすごいですが、
そうさせるつげ義春のマンガの魅力にも
すごいものがありますね。
執念が実ってよかったですね。
ヤフーのオークション、
その威力もまたすごいものだと思います。

さらに、
「紅い花」をモチーフにした曲について
お尋ねしたところ、
つぎのようなお返事をいただきました。

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> 「紅い花」は、佐井好子という方の曲で、
> 70年代前半の暗いフォークソングです。(^^; 
> 「二十才になれば」という曲のB面に入っています。
>
> 「※紅い花おりた 水面ににじんだ※ 
> かあさん十四のお祝につばきの花が欲しいの」
>
> 「※同上※ あたし子供じゃないからね 
> ケンちゃん 遊んであげない」
>
> 「※同上※ あたしは好きじゃないけれど 
> かあさん 赤飯たいてた」
>
> 「※同上※ かあさん 本当はあたし 
> 大人になりたくないの」
>  
> と、いうふうな歌詞で、
> なんだか今聴くとドロドロしてます。(^^ゞ

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貴重なレコードのようですね。
25年ぶりにお聴きになってみて、
感想はいかがでしたか。
ちょっと聴いてみたい気もします。
メールありがとうございました。

メールの引用につきましては、ご本人から了解をいただいています。

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