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 埋草コラム

2002.2.8
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木の上から「大の方」
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自慢するわけではないけれど、
私はこう見えても、
野ぐそをしたことがある。
あれって、
人がこないようなところでも、
ものすごく緊張するものです。
特に背後の物音なんかとても気になって、
しみじみと用を足すことができないんですね。
格好がだいたい、
無防備で不安定です。
ガサッ、
なんて音がするたびに、
腰を浮かして
あたりをきょろきょろ見回してしまう。
情けない姿である。

ところでずいぶん前に、
木ぐそは気持ちいいと、
どこかで読んだことがある。
高い木に登って、
そこから「大の方」をするそうですが、
これが実にいいらしいのですね。
こういう話って、
私はけっこう好きです。

高い木の上から「大」が、
大地の方に落下していくのを
想像するだけでも、
なんかワクワクします。
だから「大」地っていうのですね。
そんなわけないか。

私が子供のころなど、
悪童たちはみんな、
やたらと木登りをしていました。
人類の祖先はもともと、
木の上で生活していたといいますから、
そのころの記憶がまだ
体の奥の方に残っているのかもしれません。

どこかの深い山に入って、
はるか昔の木上の生活を、
「大の方」で一度味わってみたいと
思ってはいるのですけれど。
くだらない話で、
申しわけありません。
ではまた。

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