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 埋草コラム

2002.10.18
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4人と5人
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人が4人以下の場合と、
5人以上の場合とでは、
ずいぶん雰囲気が違うような気がする。
居心地がよくなったり、
悪くなったりすることがある。
たとえば、
4人でテーブルを囲んで座ると、
こんな感じになる。

A B
C D

これだと誰もがお互いに、
ほぼ等距離で接することができる。
だから、
Aがきのう食べた秋刀魚の話をすると、
Dは焼く直前には水気をふき取るのがコツだと話し、
さらにCが……、
というふうに話が共有されていく。
4人以下の人数であれば、
3人でも2人でも同じようにお互いが、
ほぼ等距離で接することができる。
親密になりうる間隔を、
お互いが保っている。
これが5人だとこんな感じになる。

A B C
D   E

AとC、AとE、CとDは、
間に人が入っていたり、
距離が離れすぎたりしていて、
親密な関係になりにくい。
AがEに話しかけようとすると、
どうしても声が大きくなってしまうし、
Cには間にBがいて話しかけにくい。
誰とでも等距離で接することができるのは、
Bだけということになる。
5人以上の場合はいつも、
こんなふうにしか座ることができない。
ときどき座る位置を変えたり、
Aが立ち上がってCの隣に移動したりすれば
いいのかもしれないけれど、
それじゃちょっと落ち着かないですしね。

4人以下だとくつろげるのに、
5人以上だとキンチョーしてしまうから、
個人的には4人以下の方が、
気が楽で好きです。
だから、
4、5人の人が集まると言われると、
いったい4人なのか5人なのか
はっきりしてほしいと、
思ったりします(思うだけですが)。

4人か5人かということ、
それなりに大問題であるような
気がしているのですけれど。

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