「蛙のお話」

 

梅雨の今、蛙達の饗宴の日々は続いていることでしょう。田植えを終えた田んぼの中では、あちこちで

一晩中といっていいほど、蛙の合唱が続いています。

などという光景もいつまで見ることが出来るのでしょうか。減反や農薬のために蛙自体が生き難くなって

おります。水が絶えず流れていた小川や田んぼのあぜも、整備されてしまい水が流れたり、流れなかったり

しております。これでは、蛙ならずとも、微生物や小動物が生活できなくなっていきます。

生物が住めない世界は人間もやがては住めなくなりましょう。

 

両生類である蛙には当然水が必要です。水から陸に上がって進化していった人間も、水は不可欠です。

その水を失いつつある人間に対し、蛙は警鐘を鳴らしているのでしょうね。

蛙は人間の役に立っている生物のひとつです。生物実験で使われることが多いと聞きます。

しかし、身近な存在である蛙について、生態は驚くほど知られていないそうです。

泣き声一つとっても、千差万別でしてね、太くて低い声で鳴く「牛蛙」。サイズも大きくて近づきがたい。

かというと、小鳥のような声で鳴く種類もおります。

子育ての仕方も、変わった蛙がいるそうでして、おすの蛙が卵を飲み込んで胃の中で、おたまじゃくしに

する種類もあるようです。この期間は胃酸がでなくなるそうですし、食事もとらないのだそうです。

「たつのおとしご」はおすのお腹の中で子育てしますが、飲み込んでしまうとはね。

ほっぺたの袋中で・・・という生物もいたと思います。

蛙の生態を知るだけでも、相当神秘的なものがあるということです。

蛙の卵は移動するなんてことがあると聞きました。まさか卵が自分で動くわけではないのですけど。

鳥の足にくっついて空から落ちてきたなんてことが、実際に報告されているそうです。

 

 



ご感想は、深沢fukasawa@kakaa.or.jp までメールお待ちしています