「土を食べる。」

 

人は土を食べて生きているということでした。

人の食料は米や野菜など植物が生産したものです。実を食べ、葉を食べ、茎や根を食べております。

肉や牛乳など動物より取得している食物もあります。その動物もまた植物を食べております。

植物を育てるには土壌が必要ですね。土壌に含まれる栄養分が必要ですね。

土壌が汚染されるということは栄養分を破壊または失わせることになります。

汚染された土壌で育った植物は有害な物質を含むようになります。

カドミウムで汚染された土壌に育った植物の葉にカドミウムが検出されたという報告がありました。

植物は栄養素を吸収しますが、有害物質も同時に吸収してしまいます。

 

近代文明は土を捨ててきました。アスファルトやコンクリートで土を覆い道路や建物を造ってきました。

山は開墾されて都市となり、田畑は潰されて住宅ができた。

土の上にはゴミが放棄され産業廃棄物からは毒素が流出している。

大気汚染により雨には有害物が含まれて土に沁みこみます。

農産物を生産する田畑には化学肥料が蒔かれて土壌を変化させている。

このような田畑から生産される食料は人間にとって有害なものが含まれております。

 

有機農法でこれに対抗しようとしている人達がおります。

ところが土壌を育てるのに必要な堆肥が作れません。糞尿が手に入らないのです。

堆肥を大量に作ることができる海外では有機農法ができるのですが、害虫の発生を抑えるために大量の

農薬を散布して農産物を汚染させてしまっている。

 

人は健全な農産物を手に入れることができなくなってきている。

アトピーや食物アレルギーなどは食料に起因するのではないでしょうか。

 

「死して土に帰る」という言葉があります。土は生命の循環で形成されております。

現代人はこの生命の循環を断ち切ってしまった。

土壌なしに植物は作れません。工場で生産する試みが始められているようですが、本物になるでしょうかね。

DNA組替え野菜などもありますが、こんなことをやっても本物は作れないでしょう。

 

健全な土壌を作って植物を育てる。堆肥は生ゴミから作る。・・・・・・・という活動を行っている人達がおります。

土のことばかりではなく、水も同じようなことは言えます。

 

人間は少し後戻りしなければいけないのでしょう



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