竹久夢二の小作品を紹介しましょう。

四行詩ではありますが、素敵な詩ですね。小椋 佳さんが取り上げていますので、お知りの人もいるでしょうが

学生時代に聞いた詩で耳に残っているので紹介します。

夢二ロマン。時折思い出してはしみじみしてます。

嫌なことばかりしかない今の世の中で、ふと立ち止まると、ふりかえると忘れていたものがたくさんあります。

追いかけらるように過ぎていく日々。一日一日が大事ではないとは思っていないけれど、そんなにかだわっては

いられない時間が流れていきます。

もっと人に寄りかかって生きていってもいいのではないか。甘えて生きていっても良いのではないか。

弱点をさらけ出して生きていっても。

まあ無理でしょう。そんなことできはしません。

「立って半畳。寝て一畳。」

どんな大金持ちでも所詮はここに納まるわけで。

「納まるまでのプロセスが大事なんだ。」っていいますか。

社長に昇りつめるのと、平社員で終わるのとはプロセスが違いますか。

「社長になってみないとわからんよ。」ってことですかね。

部下の不祥事で頭下げてる姿が浮かびますよね。

短い詩ですが、味わってみてください。

 

「古風な恋」

 

     貴方を忘れる 手立てと 言えば

     貴方に会っているときばかり

     会えば なんでもない日のように

     静かな 気持ちで いられるものを

 

「春の足音」

 

      どこかしら 白いボールの風の音

      いつかしら 足音の無い 春が来た

      隣の部屋に 春が来た

      なにかしら うれしいことが あるように

      春が 私をノックする

 

「課垣根」

 

      ただ お友達になって 遊びましょうね。

      お友達は 垣根を 越えないように

      そうでないと 別れるときが 辛いですもの

 

「靴下」

 

      貴方の為の 靴下を 白い毛糸で 編みましょう

      もし靴下が 破けたら 赤い毛糸で 継ぎましょう

      けれども 遠い旅の夜に 

      貴方の心が 破れたら

      私は どうして 継ぎましょう

 

 

 



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