
〜のぞき魔(?)事件〜
もう何年前になるかなあ?会社の組合のイベントでスキーに行ったときのこと。1日たっぷりスキーを楽しんで、部屋でみんなでしゃべってたんだ。誰かがお風呂に行こうって言いだして、ボクもいつになくお風呂に行きたいなって思ったんだ。 なんで「いつになく」なのかと言うと、実は不特定多数の人が入るお風呂が苦手ながんばくん。いつも旅行に行っても部屋のシャワーで済ませてしまうのだ。「なんとか健康ランド」なんてもってのほか!!気持ち悪くて入れない。前に知り合いの人に誘われてどうしても行かなきゃ行けなくて、「なんとか健康ランド」に行った時も、「指にケガしてるけど、ヘンな病気うつらないかなぁ...」って心配でしょうがなかった。 でも、その時はスキーの安宿で部屋にシャワーもなかったし、スキーをやって疲れてたこともあってお風呂に行ったんだ。ボクがイチバン早く準備ができて、先に部屋を出た。脱衣所でさっさと服を脱いで浴室に入ったら、ラッキーなことに誰もいない。「一番乗りだぜ!」なんて思いながらゴキゲンにシャンプーを始めたんだけど、他のメンバーがなかなか来ない。「まいっかぁ」ってな感じで鼻歌混じりにシャンプーしてると、外の通路でドヤドヤと人が歩く音。「あれ、みんな間違えて通り過ぎてっちゃったぞ」と思いながらもまだ鼻歌混じりのがんばくん。 そのうち、ものすごい胸騒ぎがして頭の中をある考えがよぎった。「もしかして、ボクが間違えてるの?????」確かにおかしい。他のみんなは、ボクが部屋を出るときには着替えの準備もしてすぐにでも出るトコだったんだ。それにさっきの足音...。ゼッタイにおかしい!!!ここってもしかして...。ボクの頭の中で、考えたくないことが確信に変わった。「ここって、女湯なんだぁぁぁ!がびび〜ん!」 それからのがんばくんの行動はすばやかった。急いでシャンプーを流して浴室から飛び出して服を着た。びしょぬれのカラダに服を着たのは後にも先にもあの時だけ。おそるおそる扉を開けてキョロキョロとまるでこそドロのようにまわりを見渡すと、看板に書いてあったのはなんと!「女湯殿」まぎらわしいんじゃい!!!「女湯」だけでいいだろが!「女湯」だけで!!!「殿」なんて書いたら、「殿方」の「殿」と間違えるんだよ!!ビックリしたなぁ、もう! あの時、女湯に誰もいなくてホントによかった。誰か入ってたり、脱衣所で誰かが着替えてたりしたら、それだけでボクは「ヘンタイ」「のぞき」のレッテルをはられてしまうトコだった。 あわてて駆け込んだ隣の男湯で、そのことを知った他のメンバーは大笑い。こっちは命がけで逃げてきたっていうのに...。くそっ! 後になって国語辞典で調べたところ、「湯殿」というのは、「ふろば、浴室」というちゃんとした意味がある言葉らしい。 常識知らずでおっちょこちょいのがんばくんの大!失敗談でした。