MINOLTA α-9xi
90年代、バブル絶頂だった頃の最高機種がこのα-9xiです。
世界最速の1/12000秒シャッターや14分割ハニカムパターン測光、マルチ動体予測AF、これはα-9の基本になっており、今でも充分通用するものです。
xiシリーズはα-7xiの「アイスタートズーム」のインパクトが強く、勝手に構図を決めてしまう大きなお世話カメラという人もいますが、α-9xiはズームはせずフォーカスと露出のみの決定になります。操作系は基本的にα-7xiと同じで撮影モードボタンというものは存在せず、ファンクションボタンを1回押し前ダイヤルで撮影モード、後ダイヤルで露出補正、2回押して前ダイヤルがAFエリア選択、後ダイヤルが測光モード切り替えとやや複雑なものです。しかし、この操作に慣れてしまえばファインダーから目を離さずほとんどの操作が出来てしまうのが凄いです。
だんだん慣れていくのね・・・自分でもわかる・・・
写真ではわかりにくいかもしれませんが、ファインダー接眼部の脇にある2つのボタン、左がAEロック、右がQボタンというものです。Qボタンはあらかじめ設定しておいた機能をボタンを押している間だけ呼び出せるもので、α-707si以後のカメラに「登録機能」がありますが、あれの前進です。
マニュアルモードは結構使い易いです。その代表がマニュアルシフト。マニュアルで設定した露出はそのままで、AEロックボタンを押しながら前ダイヤルを動かすとシャッター速度と絞りの組み合わせがシフトできるものです。そのダイヤルですが、自然に指が動く方向に角度が付けられ自然にダイヤル操作ができ、回した感触も心地よいクリック感があり、良く考えられていると思います。
いろいろ誉めちぎっていますが、欠点もあります。まずは液晶ファインダーです。α-7xiよりは明るいんですが、他のカメラからすると暗いです。α-9000よりも暗いです。ただ、α-9000より点光源は滲まずキレイに見えます。あと、マニュアル露出のときに出てくるメーターの刻みが大まかすぎです。普通なら0.5段刻みなんでしょうが、α-9xiは一段刻み。これは使いにくいです・・・。

SFアニメの世界から飛び出してきたようなデザイン
最大の特長と言えるデザインですが、ボクはかっこいいと思います。「有機物系だ」とか「気持ちワル」とか言われますが、この流線型のデザインはカメラバッグからカメラを出すとき、手袋をしているときなど、引っかからずいいんです!そしてこのデザインからは想像できないくらいのホールディングの良さ、ライカのR8やR9がこのデザインで「かっこいい」「曲線美がすばらしい」なのになぜミノルタはそうはいかないのでしょう?
10年は進んでいますね、このデザインは。近未来が舞台のドラマにそのまま出せますよ(笑)

さて、これだけの性能を持ちながら中古市場ではかなり安い値段がついているα-9xi。そして、組み合わせ例として広告されていたxiズーム35-200/4.5-5.6ですが、かなりいい描写をしますよ。xiズームということでこちらも安値で売られています。
「安くて性能のいいカメラ」といったら一押しですね。
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