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消え た近代建築
茶屋坂隧道 (三田用水遺 構)
所在地:目黒区三田2・中目黒2/建設年:昭和5年/設計者:?/解体年:平成 15年8月/撮影年月日:平成14年12月9日/日本 近代建築総覧 記載なし

中目黒の防衛庁技術研究所(元の海軍技術研究所)のウラの坂道の途中にあった、古 ぼけたトンネルでした。


(H14.12.9)
トンネルをくぐる道路は「補助19号線」、トンネルの 上を通るのは「三田用水」で、トンネルというよりは立体交差橋の趣きです。
 名前が「隧道」なのは、この道路の切通しの中程に あったためか、あくまで道路を基準にしたためなのかといった所でしょう。
 トンネル断面がいかにも昭和初期な、上から潰したよ うな扁平アーチなのが味です。


トンネルポータルにあった銘版です。右から左に書いて あります。「道隧坂屋茶 年◯和昭」
 この道路は震災後の復興事業の一環として整備され、 もともと用水が流れていたその下を道路を通すために切り通しとトンネルが造られたようです。

 トンネルの上を通る三田用水は1664年に上水として開削、のち用水となり田畑を潤して きましたが1975年に廃止され、現在その痕跡はほとんど 残されていません。このトンネルも三田用水の貴重な忘れ形見だったのですが、補助19号線の拡幅・延長工事(ガーデンプレイス前までつなげる)のため解体 されてしまい、いっさいの痕跡も残さず消えてしまいました。


参考リンク








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