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消え た近代建築
NTT本所別館 (逓信省本 所分局)

所在地:墨田区菊川1-18/建設年:大正14年/設計者:逓信省/解体年:平 成14年頃?/撮影年月日:平成12年5月11日/日本近代建築総覧No.

 地下鉄森下駅と菊川駅のほぼ中間、中和小学校の裏に ありました。電話局の局舎です。

 大正15年(1926年)1月20日に日本初の自動 交換(ダイヤル式)が開始された「本所分局」の局舎として建てられたものです。(同日に京橋分局も自動交換開始)
 戦後に道を隔てたはす向かいに新しい局舎が建ち、そちらが本所電話局の本館となりました。



 縦長の窓とその脇の細かい段々のついた柱形、分厚く て重たげなパラペット(おデコの部分)と、いかにも頑丈そうな見た目です。窓には鉄製のシャッ ターが残っておりましたが、どうやらこれはオリジナルの防火シャッターのようで、このおかげか昭和20年3月10日の東京大空襲にも被害を受けなかったよ うです。(とは言っても周囲は焼け野が原、線路=電話線はやられ、電話加入者のほとんどは焼けてしまったそうですが)
 

 この建物もいつの間にか取り壊され、跡地は駐車場と なっています。


参考文献
「東京の電話 その五十万加入まで」 編集:日本電信電話公社 東京電機通信局 1958・1961

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