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消え た近代建築
東九条発電所

所在地:京都市南区東九条東山王町13/建設年:明治34年/設計者:不祥/解 体年:平成8年前後?/撮影年月日:平成7年5月27日/日本近代建築総覧No.

JR京都駅九条口(南側、新幹線側の出口)から歩いてすぐ、ホテル京阪の向 かいにありました。新幹線のホームからも見えました。



日没直前、しかも大きなビルの影になっていたので、ひどい写真ですみません。

 手前の白い建物と、奥の赤いレンガの建物(下の写真)がくっついていまし た。
白い建物はコンクリ造のように見えますが、実はレンガ造モルタル塗です。アーチの窓が印象的ですね。妻面に関西電力のマークがつけられています。

 この写真を撮った時点では、関連会社の倉庫か何かに使用されているようで した。



赤レンガの建物のアップです。妻面に関西電力のマークはありませんが、丸窓が開い ています。

この物件は明治34年に関西電力の前身である京都電燈株式会社の手によって 「東九条発電所」として建設されたものです。 こんな街のまん中に火力発電所を造るなんて現代では考えられませんが、当時は辺鄙な場所だったのでしょう。 (なにしろ停車場の裏だったので)
その後電力需要の伸びに対応するために何度も設備の拡充がなされたようですが、いつの間にか発電所としての使命は終わり、一時は変電所として機能していた ようです。

 

この物件も写真を撮ってからほどなく取り壊され、跡地には関西電力グループ のホテル「エルイン京都」が建ちました。

 

 参考文献:「京都電燈株式会社 五十年史」1939.11 

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