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消え た近代建築
東京共済病院 (東京海軍共 済組合病 院)

所在地:目黒区中目黒2ー3/建設年:昭和5年?/設計者:?/解体年:平成 15年2月/撮影年月日:平成14年12月9日/日本近代建築総覧No.15471

 東急東横線中目黒駅から徒歩5分ほど、目黒川に面した敷地に東京共済病院 はあります。大きな通り(山手通り)からは路地に入った場所となるので、ちょっと気付きにくい病院です。


 東京共済病院の前身は東京海軍共済組合病院で、この建物はそのころの本館 かと思わ れます。敷地の一番北に建ってお り、正面も北を向いているので逆光になってしまいました。またこの「地域に向かって門戸を開いていない」立地は、まるでこの建物を「隠している」ように感 じましたが、もともと一帯は海軍の施設群(隣接する防衛庁技術研究所は元の海軍技術研究所)であったため、そちらを向くように建てられたのでしょう。



 建物の正面玄関部分です・・・が、玄関は潰されてかわりに 窓が開いています。
 垂直線を強調して建物の正面性を主張しています。もっとも玄関がなくなってしまったので浮いてしまっていますが。こちらの面には勝手口しかありませんで した。



 東側から撮っています。南側の写真が撮りたかったのです が、敷地内に入らないと無理でしたので撮れませんでした。


 海軍共済病院は、戦後の昭和25年に国家公務員共済組合連 合会の「東京共済病院」として再発足して現在に至っています。
 平成14年3月に南側の敷地に新病棟(本館)が完成し、古い建物は取り壊されて駐車場となることになりました。併せて、東側に隣接していた科学技術庁の 金属材料研究所跡地とともに区画整理され、公園が整備され、道路も新設されています。 

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